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表参道「ポール・スチュアート」旗艦店が大規模改装-オープン以来初

外観イメージ。夜間は石垣をライトアップする

外観イメージ。夜間は石垣をライトアップする

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 表参道沿いの米ニューヨーク発ファッションブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」の旗艦店「ポール・スチュアート青山店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-3406-8121)が3月8日、リニューアルオープンする。経営は三陽商会(新宿区)。

「明るく開放的」に仕上げる1階のイメージ

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 同ブランドは1938年に紳士服専門店として創業。現在はメンズ・レディスともに展開し、ブリティッシュの伝統とアイビーリーグを融合した「コンテンポラリー・クラシック」スタイルを提案している。ターゲットは男女共に30~40代。

 青山店は1981(昭和56)年にオープンした。昨年、同ブランドが創業75周年を迎えたことから、オープン以来初となる大規模リニューアルを実施。1月上旬から休業していた。店舗面積は1階・2階の2フロア計約729平方メートル。

 「伝統と革新」を目指した今回のリニューアル。ショップデザインはインテリアデザイナーの植木莞爾(かんじ)さんが担当した。ファサード上部には照明を取り付け、特徴的な石垣の夜間ライトアップを行う。入り口には、ニューヨーク店の店内で使われている壁「THE WALL」を採用。「1960年代のイタリアのインテリアデザインを思わせる」空間に仕上げた店内は、大理石と天然木のフローリングに、壁は「ベネチアンスタッコ(=しっくい)」に仕上げ、南洋材の什器を置く。1階は「明るく開放的」に、2階は「ゆっくりとくつろげる『おもてなし』を演出」した空間に、それぞれ仕上げるという。

 商品はメンズ・レディス共にウエア、アクセサリー、服飾雑貨を展開。メンズ4割、レディス7割が同店限定商品になっている。1階には、昨年秋に国内展開を始めたメンズライン「フィニアス・コール」コーナーを設けるほか、エントランス付近には雑貨を集積するなど強化を図る。2階ではメンズ・レディスのフォーマルウエア、メンズシューズを展開。着丈やウエスト寸法などのパターン・オーダーに加え、背中の返りや肩の上がり方のバランスなど最大57カ所を補正できるスーツの「メイド トゥ メジャー」(14万1,750円~)を行うスペースも設ける。

 メーンコレクション「ポール・スチュアート」の価格帯は、メンズ=スーツ11万5,500円~17万8,500円、シャツ1万1,550円~2万4,150円、パンツ2万6,250円~3万6,750円ほか。レディス=ジャケット6万1,950円~11万5,500円、ワンピース5万5,650円~8万2,950円円、カットソー1万1,550円~1万8,900円、スカート3万450円~6万1,950円ほか。

 リニューアル記念で、大き目なタッセルがポイントの「シュリンクレザー」を使った一枚仕立てのトートバッグ(2万4,150円)、キャンバス素材とシュリンクレザーを組み合わせたカラフルなクラッチバッグ(9,450円)などの同店限定商品を販売する。

 営業時間は11時~20時。

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