表参道に3月1日、スイス発時計ブランド「Tendence(テンデンス)」の旗艦店「テンデンス表参道」(渋谷区神宮前5)がオープンする。経営はテンデンスジャパン(同)。
5センチのケースでシリコンストラップの「GULLIVER Round」
2007年、イタリアにほど近いスイス・ルガーノで創業した同ブランド。これまで、パリの有名セレクトショップ「コレット」や NYの高級百貨店「バーグドルフ・グッドマン」などで販売。現在50カ国以上で展開している。日本では2008年からセレクトショップや百貨店を中心に取り扱っている。
今回日本で旗艦店を立ち上げるに際し重視したのはロケーションだという。表参道・青山エリアは、高級ブランドからセレクトショップまで「さまざまなスタイルが集まるトレンドの中心地である」と判断し、同エリアに出店した。
店舗面積は25坪。店舗は「落ち着く空間」をイメージしたほか、時計自体がカラフルであることから「商品が主役になるよう」白を基調に仕上げた。店内にはスイス本国から取り寄せたという背の高いソファを置くなどしている。
同ブランドの時計は「イタリアンデザイン」「平均5センチのフェイス」「カラフルな配色」が特徴。店舗では常時100以上のアイテムをそろえる。商品は、5センチのケースでシリコンストラップの「GULLIVER Round」(3針=3万6,750円~、クロノグラフ=4万5,150円~)、パターンをいくつも使う文字盤やバイカラーのシリコンストラップなどデザイン性の高い「CRAZY」(2万6,250円~5万4,600円)、動物のデザインを随所に取り入れたアニマルモデルと自然から着想を得たナチュラルモデルを用意する「CHARME」(各4万4,100円)など。価格帯は1万7,000円~9万円前後。
同社ガブリエル・ジェルミーニCEOは「テンデンスワールドとしてダイレクトにブランドの世界観を伝えるのが当社の使命だと感じている。本国と同じスピード感の中で商品を見ていただきたい」と意欲を見せる。同店では来店客参加型のイベントや日本独自のコラボレーションや限定商品なども企画予定。
営業時間は11時~14時、15時~19時。火曜定休。