千駄ヶ谷に5月上旬、米発シャツブランド「Frank&Eileen(フランク&アイリーン)」の世界初となる旗艦店(渋谷区千駄ヶ谷2)がオープンする。経営はサザビーリーグ(同)。
2009年、米ロサンゼルスで創業した同ブランド。ブランド名はデザイナー、オードリー・マクローリンさんの祖父母の名前を組み合わせたもので、ブランドタグには祖父母の結婚した年の1947を明記している。マクローリンさんは、ブランドの世界観の基本は「自分の家族」と話しており、シャツの型にも家族の名前を付けている。
日本では、同社が国内展開するLA発セレクトショップ「ロンハーマン」をはじめ、百貨店「バーンーズニューヨーク」などで取り扱いがある。2012年1月、同社が同ブランドの独占販売契約を締結した。
世界初となるフラッグシップショップの出店地は「ロンハーマン千駄ヶ谷」の道路を挟んだ隣。店舗面積は60.39平方メートル。店内はアイリッシュパブをイメージした「シャツパブ」に仕上げる。
130年以上の歴史を持つイタリアの老舗生地メーカーの生地を使う同ブランド。建築学を学んだマクローリンさんは人間の構造や動きを考察しパターンを引き、「一番美しく見え、着心地が良いか」を追求しながらシャツを作っているという。レディスのシャツは、第1ボタンを通常のシャツの第3ボタンの位置に付けているのが特徴的。
同店では、レディス・メンズシャツ、デニム、ニット、ストール、水着、ジュエリーなどをそろえる。オープンを記念してボックスシルエットのレディスシャツ(2万4,150円)を発売するほか、ブランド創立5周年を記念した、ブルーとホワイトのストライプ生地にハートのワンポイントをあしらった限定シャツ(レディス2万6,250円、メンズ2万9,400円)を扱う。
営業時間は11時~19時30分。