東急百貨店・東横店西館(渋谷区渋谷2)2階・連絡通路付近に12月21日、撮影した写真がスクランブル交差点の大型ビジョン「Q'S EYE」に上映されるプリントシール機「SHIBUYA,TOKYO,写パーン(シャパーン)」が設置される。
東急エージェンシーと東急電鉄が共同で取り組む「渋谷のにぎわいへの貢献」の一環で設置するもの。外国人観光客をはじめ、渋谷に訪れる来街者に向け「渋谷に来たら体験したい新名所づくり」を目指し実験的に導入する。名称は「ジャパン」に掛けて命名。
基本操作は一般的なプリントシール機と同じだが、シールがプリントされた後に、撮影した写真が「Q'S EYE」に上映されるようになっているため、撮影前に注意書きを操作画面に表示される。背景は、観光地にある顔出し看板をイメージしたフレームを制作。1人用~3人用、それぞれ10種から選ぶことができる。「渋谷」「TOKYO」の文字が入ったものや、すし・着物など日本らしいものなどのほか、現在はクリスマスをモチーフにしたデザインも用意する。外国人旅行客向けに英語や韓国語などの言語にも対応。日本語を選択した場合のみ、撮影した写真を携帯に送ることもできる。
写真の上映はビジョン稼働時間内の毎時15分から30秒間。14時までに撮影すると当日17時台から翌日16時までにランダムで表示されるが、今月25日までは各日17時と18時それぞれ7分に全員分の写真を流すようにする。
稼働時間は10時~21時(12月31日~1月1日は休み、ビジョンの上映は24時まで)。利用料は500円(機械は100円玉専用、今月25日までは無料)。来年3月以降、リニューアルを予定する。