![ビニールテープを幾重にも巻きつけて作った作品の中に入って空間を体験することができる](https://images.keizai.biz/shibukei/headline/1385549581_photo.jpg)
スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)1階スパイラルガーデンで現在、アーティスト集団「NUMEN/FOR USE(ヌーメン/フォーユース)」のアジア初個展「TAPE TOKYO」が開催されている。
1998年にインダストリアルデザイングループとして結成し、オーストリアとクロアチアを拠点に活動する同グループ。メンバーは、スヴェン・ヨンケさん、クリストフ・カツラーさん、ニコラ・ラデルコヴィッチさんの3人。アートインスタレーション、舞台美術、インダストリアルデザインなど幅広い分野で活動している。
アジア初の個展となる同展では、代表作「TAPE INSTALLATION」を展示。ビニールテープを幾重にも巻きつけて作る作品で、鑑賞者が中に入って空間を体験することができるのが特徴。幅75ミリ~200ミリの幅の異なる3種の透明ビニールテープで作り、使ったテープの長さは約30キロにも及ぶという。作品は日本で一般公募したアシスタントと共に1週間かけて公開制作。その過程は、無料アプリ「SPIRAL AR」をインストールしたスマートフォン通じ、広報紙「SPIRAL PAPER」やウェブサイト上で見ることができるようになっている。
今月29日(20時30分~)には、振り付け家・ダンサー山田うんさんが設立したダンスカンパニー「Co.山田うん」によるダンスパフォーマンスを行う。
開催時間は11時~20時。入場無料。体験は小学4年以上が可能(1年~3年の小学生は同意書が必要、未就学児は不可)。12月4日まで。