渋谷エリアで10月27日、「第5回 渋谷芸術祭」が開催される。
今年で5回目を迎える同イベントは、渋谷エリアの施設や商店会、NPO、企業などが協業し、「渋谷カルチャー」を発信する。今回は「シブヤ スマイル」をテーマに、渋谷エリア10会場、仙台サテライト1会場の計11会場でさまざまなアートイベントを展開する。
渋谷・ハチ公前広場のモニュメント東急5000系車両(愛称:青ガエル)はインフォメーションブースとしてパンフレットなどを配布。内部は展示スペースとして、絵画作品とプロジェクションマッピングをコラボした作品を展示し、作品に合わせたオリジナルミストを香らせる。
渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)では2つの会場でイベントを開く。3階イベントスクエアは、昼と夜で異なるコンテンツを用意。昼の部では、白い段ボールキューブを飾り、来場者がペイントできるようにするほか、座る場所を用意するなどファミリーで参加可能な空間を演出。ライブペイントや子どもたちによるファッションショーを開く。夜の部では、劇団「おんぼろ」を主宰する末原拓馬さんによる一人芝居の上演などを予定。4階イベントスクエアには、画家で彫刻家の天野タケルさんや一般公募した作品などを展示する。
渋谷マークシティ(道玄坂1)1階マークイベントスクエアでは、放置自転車を使った「デコチャリ」のワークショップなどを行う「Biketope 2013 Shibuya」を実施。宮益御嶽神社(渋谷1)では、「渋谷」をテーマにした短編映画や東日本大震災後の「現在を生きる人」に焦点を当てた映画を上映するほか、俳優などで活躍する田口トモロヲさんがボーカルを務めるパンク・バンドLASTORDERZや音楽ユニット「励まし屋」などのライブを行う。
渋谷インフォスタワー(桜丘町)前広場では東北物産展を開き、仙台サテライト会場では昨年に引き続き同祭と連動したインターネットラジオ番組配信する。
開催時間などは同祭公式ホームページで確認できる。参加無料。天候によりスケジュールの変更や中止の可能性もある。