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渋谷にスイス発バッグ「フライターグ」直営店-国内2店舗目

オープンに向け「とても楽しみ」と口をそろえるマーカスさん(左)とダニエルさん(右)兄弟

オープンに向け「とても楽しみ」と口をそろえるマーカスさん(左)とダニエルさん(右)兄弟

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 渋谷・明治通りに9月6日、スイス発バッグブランド「FREITAG(フライターグ)」の国内2店舗目「FREITAG Store Tokyo Shibuya」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6450-5932)がオープンした。経営はFREITAG lab JAPAN(港区北青山3)。

工房を併設しリペアにも対応する

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 1993年、マーカス・フライターグさんとダニエル・フライターグさん兄弟が立ち上げた同ブランド。日本では1996年からセレクトショップなどで取り扱いを始め、2011年に国内初の専門店を銀座に開いた。渋谷店は世界で11店舗目、国内2店舗目の専門店となる。

 「ロケーションの良いところを厳選して」出店を重ねている同ブランド。渋谷の店舗は渋谷と原宿のショッピング街の間に位置し、明治通りとキャットストリートそれぞれに面している。店舗面積は約100平方メートル。コンクリート打ちっぱなしの空間で、2つの通りをつなぐトンネルのような造りに仕上げ、どちらからもアクセスできるようにした。照明は街灯を使い、床には道路の白線を描いた。店内には、同形のパーツを組み合わせることで無限に積み上げることができるオリジナル什器「V30」を配置。工房も備え、簡単なリペアにも対応する。

 同ブランドの商品は、使用済みのトラックのほろ、自転車のインナーチューブ、車のシートベルト、エアバッグを使い、同じ柄がないのが特徴。「シンプルだけれど、機能性を重視している。自分たちをエンドユーザーに見立て、体験しながら商品を作っている」(マーカスさん)。購買層は16歳~66歳と幅広い。

 商品は、同ブランド最初のモデルで、容量を2段階で拡張できるメッセンジャーバッグ「F13 TOP CAT」(2万9,000円)、容量20リットルのショッピングバッグ「F 52 MIAMI VICE」(1万円)、17インチまでのパソコンやiPadの専門収納をはじめ、ポケットを多く備えた2WAYバッグ「F48 HAZZARD」(3万6,000円)、1枚のタープから作っている財布「F50 ET」(7,000円)など。商品には、テレビドラマなどに登場する人物・キャラクターの名前を付けている。

 渋谷店のオープンが「とても楽しみ」と口をそろえるマーカスさんとダニエルさん。「とてもシンプルで『ありがとう』の一言。多くの方が来てくれること、新しい人たちと出会えることに期待している」(ダニエルさん)。「ショップができることでファンが拡大していくと思うので、好きなバッグを見つけてもらえたら。これからもフリークな方に愛していただけるブランドにしていきたい」(マーカスさん)。

 今年で創業20周年を迎え、「最初は2人だけだったけれど、今では160人の従業員がいる。成長したと思うが、またここからが始まりだと思っている」(ダニエルさん)と意欲を見せる。

 営業時間は11時~20時。

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