代々木公園B地区イベント広場(渋谷区神南2)で8月24日・25日、うどんの日本一決定選手権「U-1グランプリ2013」が開催された。
実行委員会、うどんミュージアム(京都市東山区)などが共催して初めて開いた同イベント。公募し、そのうどんが「地域に根付いているか」などの視点から審査した24店が出店。2日間の総売り上げで競う「売上部門」と、来場者の投票で順位を決める「評価部門」で審査。評価部門は、うどん購入時に配布された投票用紙を、大満足(5点)、満足(3点)、やや不満(1点)で評価。合計数の平均値で順位を付ける。
1位に輝いたのは、評価部門=「ひもかわうどん」(群馬県、花山うどん)、売上部門=「ぶっかけうどん」(岡山県、倉敷うどん ぶっかけ ふるいち)。「(明治27年の創業以来)守ってきた味が現代に受け入れられてうれしい。より一層磨きをかけて頑張っていきたい」(「ひもかわうどん」を提供した群馬県「花山うどん」スタッフ)、「うどんの全国大会が開かれるのを待っていた。何カ月も準備をしてきたので本当にうれしい」(「ぶっかけうどん」を提供した岡山県「ふるいち」スタッフ)と、それぞれ話した。
2位以下は以下の通り。売上部門=2位「ひもかわうどん」、3位「梅うどん」(和歌山県、成戸製麺)、4位「五島手延べうどん」(長崎県、五島手延べうどん普及委員会)、5位「伊勢うどん」(三重県、三重県製麺協同組合)。評価部門=2位「梅うどん」、3位「ぶっかけうどん」、4位「五島手延べうどん」、5位「rTSうどん」(兵庫県、麺工房おおにし)。
同イベント実行委員長の大畑慶高さんは「ご当地の有名うどんに出店いただいてありがたかった」と振り返り、「僕たちだけではできないので、『やってほしい』という声があれば来年以降も開催していきたい」と話す。