代々木公園B地区イベント広場(渋谷区神南2)で8月24日・25日、うどんの日本一決定選手権「U-1グランプリ2013」が開催される。主催は、実行委員会、うどんミュージアム(京都市東山区)ほか。協賛は日清食品(新宿区)。
(写真左上から時計回り)「豪雪うどん」(北海道)、「どんめん」(福岡)、「愛知の恵うどん」(愛知)、「耳うどん」(栃木)
うどんの食文化発展やうどんを通じた地域活性化を図ることを目的に初開催する同イベント。毎年、原宿・表参道エリアで開かれている「明治神宮奉納 原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい」を主催する原宿表参道元氣祭実行委員会から誘いを受け、同祭と同時開催するに至った。出店店舗は公募し、そのうどんが「地域に根付いているか」などの視点から審査した。
出店するのは24店舗。メニューは、北海道・羊蹄山麓で採れた男爵いもを使った麺が特徴的な「豪雪うどん」(北海道、豪雪うどん普及委員会)、栃木県佐野市仙波町の郷土料理で耳のような形をした麺が特徴の「耳うどん」(栃木、佐野市観光協会)、400年ほどの歴史があるという「水沢うどん」(群馬、大澤屋)、ふかひれスープベースの中華うどん「ふかひれうどん」(神奈川県、横浜中華街 牡丹園)など。東京からは、つけ麺スタイルの「武蔵野うどん」(東京、武蔵野うどん じんこ)が出場。
そのほか、信州みそをベースに安曇野産放牧豚のひき肉と炒めた野沢菜をトッピングする「野沢菜坦々全粉粒うどん」(長野、榑木野)、愛知県で収穫されるれんこん粉と小麦粉をブレンドした麺に、八丁みそをブレンドした鶏肉みそや野菜ピクルスをトッピングする「愛知の恵うどん」(愛知、盛賀美)、紀州南高梅の梅肉を麺に練り込んだピンク色の麺の「梅うどん」(和歌山、ナルト)、自家製の太麺、野菜400グラム・豚肉・かまぼこなどを和風だしで煮込む「どんめん」(福岡、博多めん処 峰松本家)などもラインアップする。価格は1杯500円~600円。
審査は、開催期間中の総売り上げで1位~3位を決める「売上部門」と、来場者の投票で1位~3位を決める「評判部門」の2部門で行う。来場者には、うどん購入ごとに投票用紙を1枚配布する。
広報担当の石井真人さんは「まずは日本全国にご当地うどんがあるのを知っていただくことが、地域活性につながるのでは。(会場では)うどんそれぞれに地域の特色があるのを楽しんでいただき、一票を投じていただければ」と来場を呼び掛ける。今後、定期的な開催を視野に入れる。
開催時間は、24日=10時~20時、25日=10時~17時30分。入場無料。