渋谷マークシティ4階の「クリエーションスクエアしぶや」(渋谷区道玄坂1)で現在、「渋谷駅体得展」が開催されている。主催は昭和女子大学環境デザイン学科准教授の田村圭介さんと同大田村研究室。
田村さんは「渋谷駅フェチシスト」として、渋谷駅を視覚化した模型やドローイングを制作。これまでに、渋谷駅が誕生した1885(明治18)年から渋谷ヒカリエ(渋谷2)が竣工するまで、駅の変化の過程を中心に模型で表現した展覧会「渋谷駅体展」(2011年)や「渋谷駅体内展」(2011年)を開いている。
期間中、同所には同展に向け制作した「現在の渋谷駅」の模型(3メートル×4メートルほど)を展示。「渋谷駅体内展」の際は縮尺500分の1スケールで制作したが、今回は100分の1スケールで制作した。
8月11日・18日・25日には同模型と、100分の1スケールの建築模型用の添景「テラダモケイ」を使ったワークショップを行う。開催時間は各日13時~17時。無料。
「渋谷駅を利用している方々に、渋谷駅の全体像を体験・把握してもらいたいと思い、とにかく分かりやすくするために大きな模型にした。渋谷駅の全体を知れば、日々のストレスが少しでも減らせるのでは」と田村さん。「渋谷駅構内の全ルートを網羅しているので必ず自分がよく使うルートが見つかるはず」とも。
開催時間は10時~19時(土曜・日曜は18時まで)。入場無料。今月25日まで。