渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）のミュージカル劇場「東急シアターオーブ」で7月31日、開業1周年記念公演となるブロードウェー・ミュージカル「ドリームガールズ」の公演が始まる。

　1981年にブロードウェーで初演されて以来、4年間で1521回公演。その後、日本を含め世界各国で上演された同作。1982年にはトニー賞で6部門受賞。2006年には映画化されるなどしている。映画の反響を受け、2009年にはニューヨークの「アポロシアター」で舞台版が「復活」。翌2010年には「Bunkamuraオーチャードホール」（道玄坂2）で上演された。

　物語の舞台は1960年代のアメリカ。歌手になることを夢見て活動を続けていた女性3人グループ「ドリーメッツ」のサクセス・ストーリーと、ショービジネスの裏側にある人間模様、栄光、挫折、中傷、友情、野望を描いている。

　ヒカリエでは関連企画を展開し公演を盛り上げる。11階カジュアルイタリアンダイニング「シアターテーブル」では、トウモロコシ粉を衣にした白身魚、エビ、ソフトシェルクラブのフリット「アポロフリット」（1,800円）、劇中で歌われる「ワンナイト・オンリー」をテーマにした、ブルーキュラソー、ウオツカ、グレープフルーツジュースのカクテル「ワンナイト・オンリー」（1,000円）などのコラボメニューを提供。商業施設「シンクス」内の一部店舗でも、コラボ商品を販売する。

　8月11日には8階クリエーティブスペース「8/」のコートで勉強会「d SCHOOL わかりやすいミュージカル」を開く。開催時間は14時30分～16時30分。参加費2,000円。定員120人。要予約。参加には同ミュージカルのチケットが必要。

　鑑賞料は、S席＝1万2,500円、A席＝9,500円、B席＝7,500円。8月25日まで。