原宿・竹下通りに9月6日、商業施設「CUTE CUBE HARAJUKU」(渋谷区神宮前1)が開業する。
三菱商事都市開発(千代田区)が開発を進めている同商業施設。コンセプトは「人・モノ・コトが集まり、つながる かわいいカルチャーの発信拠点へ」。15歳~19歳をコアに、10代~20代前半の女性や、海外からの観光客をターゲットに据える。
施設には「女の子の『カワイイ』がたくさん詰まった宝箱」という意味を込めた「CUTE CUBE」と命名。ロゴのデザインはアートディレクターでグラフィックデザイナーの古平正義さんが担当。「CUTE」の文字は大小の円形を、「CUBE」の文字は大小の正方形を、それぞれ使う。
敷地面積は6410.07平方メートル。延べ床面積は地下1階~3階の4フロア計1893.57平方メートル。約37メートルの間口と、外部吹き抜け空間が特徴的なセミオープンモール形式の施設で、竹下通りから直接入れるエスカレーターを設置し、施設全体の回遊性を確保する。1階エントランスと3階テラスには、原宿の人気雑貨店「6%DOKIDOKI」(神宮前4)ディレクターでアーティストの増田セバスチャンが制作するオブジェを配置予定。
テナントはアパレルや雑貨、飲食など10店舗を予定。「トレンド性」「ブランド力」に注力し「少し『背伸び』した感性に響く価値を提供」することで、コアターゲットである15歳~19歳の「憧れ」となる施設を目指す。H&M傘下のブランド「MONKI(モンキ)」のフラッグシップショップが2フロア構成で出店することが決まっている。
8月上旬に公開予定の公式サイトは、外国人旅行客向けに多言語に対応。館内案内表示をユニバーサル対応にし、リーフレットにも英語を併記するという。