コミュニティー型商業施設「青山COMMON」(港区南青山3)を中心に6月~7月、「奄美黒糖焼酎」のイベントが行われる。鹿児島県酒造組合奄美支部と奄美大島酒造協同組合の共催で、都心での奄美黒糖焼酎の消費拡大を目的にしたもの。離島経済新聞社(世田谷区)が運営する。
6月26日には同所で試飲会を開く。当日試飲できるのは18銘柄。並ぶのは、島の水「じょうごの川」の地下水で作る「浜千鳥乃詩」(奄美大島酒造)、仕込みと割り水に原生林の軟水を使う「龍宮」(富田酒造所)、タンクにクラシック音楽を流し3カ月音響熟成する「れんと」(奄美大島開運酒造)、大正5年創業・朝日酒造の「朝日」、徳之島内の5蔵で作る原種をブレンドする「奄美」(奄美酒類)、5年以上貯蔵する古酒銘柄「昇龍」(原田酒造)、蒸留した原酒を酪農用のミルククーラーで冷却する「天下一」(新納酒造)など。蔵からは担当者も来場し商品をアピールする。
開催時間は17時~21時30分。入場無料。
7月8日~15日は、同所や周辺店舗が参加する「島酒ウィーク 奄美黒糖焼酎祭」を展開。246COMMON内に出店する青果店「SUNSHINE DELI」や、炭火焼き鳥「狼煙(のろし)」(渋谷区東2)など最大50店以上が参加し、各店で黒糖焼酎を数種類提供。店によっては黒糖焼酎で作る「和風モヒート」や、黒糖焼酎のミルク割りなどのオリジナルカクテルも提供予定。13日~15日には青山COMMON内でワークショップやトークイベントを開く。