渋谷区、恵比寿駅西口の公衆トイレの命名権売却-年間135万円、3年契約

「恵比寿KANSEIトイレ」の完成イメージ

「恵比寿KANSEIトイレ」の完成イメージ

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 渋谷区は、恵比寿駅西口公衆便所(渋谷区恵比寿南1)の命名権(ネーミングライツ)を売却した。

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 区では2009年から、新たな財源を確保や施設の維持管理などの環境面を整え、利用者サービスの向上を目指し区内14カ所の公衆トイレにネーミングライツを導入している。

 同所のネーミングライツを取得したのは建築物排水管・下水道管路施設の総合維持管理業を手掛ける管清工業(世田谷区)。同社は2010年9月~2012年3月末、「渋谷駅東口公衆便所」(渋谷2)や原宿・明治通り沿いの「神宮前公衆便所」(神宮前1)など9カ所のネーミングライツを取得し、「どかんせんとせいこちゃんの学べるトイレ」と命名していた。

 恵比寿駅西口公衆便所は「恵比寿KANSEIトイレ」と命名。「におわない清潔なトイレ」「官民一体のネーミングライツとして地域住民にも愛されるトイレ」などをコンセプトに掲げ、便座や床、壁などに「防臭効果がある」コーティングを施すほか、オープン当初は1週間ごとに点検・清掃を行うという。外装は「街並みに溶け込むデザイン」「清潔感のあるデザイン」を目指し、ブラウンを基調に上部に植物をデザインした。

 契約期間は今年4月1日から2016年3月31日まで。契約料は年間135万円。「恵比寿KANSEIトイレ」のオープンは6月25日を予定。改装作業中のため、現在は利用を停止している。

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