サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会最終予選の日本代表対オーストラリア代表戦が行われる6月4日、渋谷スクランブル交差点で通行規制が行われる。
交差点近くには「整理誘導区域」や迂回路を知らせる看板が設置されている
W杯日本代表戦後や年末年始のカウントダウン時など、多くの若者が集まりハイタッチなどをする姿が見られる同交差点。昨年末のカウントダウン時には死亡事故があったほか傷害罪(けんか)で逮捕者が出ている。近隣店舗から「ごみが多い」「看板が壊される」などの声が上がっていたこともあり、スクランブル通行を規制する。
当日は渋谷駅から2キロ圏内を「整理誘導区域」に指定。交差点周辺には渋谷警察署員や機動隊を数百人配置するほか、資機材を置き斜め横断を規制。信号機を操作し一般の交差点と同じ「直角通行」にする。混雑緩和のため、「109MEN’S」前や「SHIBUYA109」前などを通り渋谷センター街に入る迂回(うかい)ルートも案内する。
機動隊員らは20時台から出動し、試合終了予定前の21時ごろから規制を開始。人の滞留が無くなるまで行うという。