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表参道にベルギー発ベーカリー「ル・パン・コティディアン」国内3号店

店舗外観

店舗外観

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 表参道・青山通りに4月、ベルギー発ベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」の国内3号店「ル・パン・コティディアン表参道店」(港区北青山3、TEL 03-6721-1173)がオープンした。経営はルパンコティディアンジャパン(港区)。

「ベルギーの農家を再現した温かみのある」空間に仕上げた店内

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 1990年、料理人のアラン・クモンさんが創設した同店。ブリュッセルに1号店をオープンして以降、現在は17カ国に189店舗を出店している。日本での展開に際し、2010年に伊藤忠商事(北青山2)が同店を展開するピーキューライセンシング社と、国内での独占ストアライセンスなどの契約を締結。伊藤忠商事のパートナー企業がルパンコティディアンジャパンを立ち上げた。2011年に国内1号店を芝公園に、昨年2号店を東京オペラシティタワーに、それぞれオープンした。

 国内3店舗目となる表参道店。ターゲット層は20~50代の女性や外国人。「流行に敏感な人」や外国人などが多く、今後の店舗展開において、同ブランドを「より知ってもらえる」立地であると考え同エリアに出店した。

 店舗面積は97.49平方メートル。席数は42席を用意。店舗は「ベルギーの農家を再現した温かみのある」空間に仕上げた。ベルギーの職人が作る家具や、再生木材を使ったテーブル・椅子などを配置。世界中の店舗に置いているというテーブル「コミューナルテーブル」は14人掛けで設計した。

 「可能な限り」オーガニック素材を使う同店。常時、パン=25~30種、サラダ・タルティーヌ=5種以上、スイーツ=10種以上をそろえる。メニューは、クロワッサン(241円)、中心部分のみをスライスしたオーガニック小麦のウィートパンにリコッタチーズを塗り、アカシアハニーで味付けしたタルティーヌ「シュリンプ&アボカドwithマンゴー、トマトサルサ」(1,375円)、5種類以上のベビーリーフとグリルチキン、ブルーチーズ、アボカドを載せたサラダ(1,407円)、ベルギーブラウニー(483円)など。

 同店限定ランチメニュー(11時~15時)として、日替わりのサラダ・キッシュ・オムレツから1種と、オーガニック小麦のパンがお代わり自由、ドリンク付きの「スペシャルランチwithブレッド」(1,102円)を用意する。現在の客単価は1,000円。

 オープン後の客層は20~40代が中心で、9割が女性。海外の店舗に行ったことのある人や外国人も多いが、近隣で働いている人の来店も増えてきているという。井澤俊悟店長は「多くの方にル・パン・コティディアンというブランドを知っていただきたい。パン(タルティーヌ)、サラダとワインのマリアージュを楽しんでいただき、ディナーとしてもご利用いただけるベーカリーレストランを目指す」と意欲を見せる。

 営業時間は7時30分~22時。

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