青山キラー通りに5月25日、北欧をテーマにしたインテリアセレクトショップ「EDITION BLUE(エディションブルー)青山」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3403-3300)がオープンした。経営は大塚家具(江東区)。
新しいビジネスモデルとして、商品郡を生活者の趣味や嗜好(しこう)に合わせて再編集したセレクトショップを展開している同社。エディションブルーはデザイナー佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendo(目黒区下目黒2)とコラボした業態で、4月に新宿ショールーム内に1号店を開いた。コンセプトは「洋服を選ぶようにインテリアを選ぶ」。メーンターゲットは20~30代の女性。
インテリアショップが集積していることもあり同エリアに出店した。店舗面積は約85平方メートル。店舗デザインも佐藤さんが担当。「気軽に入れる」よう、ファサードはガラス張りにし、白を基調に明るい店内に仕上げた。一角には棚をモチーフにした什器を置く。
北欧スタイルを軸に、イタリア・モダン、ビンテージなどをブレンドした家具や照明、雑貨などを編集し提案。さらに、「大人の『洗練』『かわいらしさ』『エレガンス』」など「青山らしさ」を取り入れた商品を展開するという。エディションブルー限定品として、老舗曲木家具「秋田木工」のアーカイブを佐藤さんがリ・デザインしたコレクションを販売。商品は、背もたれ上部のみペイントしたウィンザースタイルのチェア(4万8,000円)、クッションがリバーシブルになっているソファ(31万2,000円)など。
同社広報部チーフスタッフの柴田千穂さんは「情報発信拠点として、まずは足を運んでいただければ。他のショップやショールームにも足を運んでいただけるきっかけになれば」と話す。
営業時間は11時~19時。