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渋谷でマレーシア映画際「シネ・マレーシア」初開催-28作品上映

殺し屋・ビジネスマン・ボクサーの三兄弟が繰り広げる「Bunohan」(デイン・サイード監督)より

殺し屋・ビジネスマン・ボクサーの三兄弟が繰り広げる「Bunohan」(デイン・サイード監督)より

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 渋谷・円山町にあるシネマ・マルチプレックス「KINOHAUS(キノハウス)」2階の劇場「オーディトリウム渋谷」(渋谷区円山町、TEL 03-6809-0538)で5月24日から、マレーシア映画際「CineMalaysia(シネ・マレーシア)~マレーシア映画の現在~」が初開催される。

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 「映画愛好家」やマレーシアと関わりを持つボランティアで構成するシネ・マレーシアが主催する同祭。映画を通じ「マレーシア文化の多彩な魅力をもっと知ってほしい」という思いから同祭を立ち上げた。コメディー・アクション・ドラマ・アート系など幅広いジャンルの作品を紹介する。

 上映作品は長編12本、短編16本(15プログラム)。悲しみからの再生を描いた日本・マレーシア合作ドラマ「クアランプールの夜明け」(細井尊人監督)をワールドプレミア上映するほか、マレーシアの東海岸、タイ国境に近い架空の街ブノハンを舞台に、殺し屋、ビジネスマン、ボクサーの三兄弟が繰り広げる「Bunohan」(デイン・サイード監督)を特別上映。ラブ・コメディー「イスタンブールに来ちゃったの」(バーナード・チョーリー監督)、伝統文化である「ワヤン・クリッ(影絵)」の衰退の原因を探るドキュメンタリー「影のない世界」(クー・エンヨウ監督)などもラインアップ。

 そのほか、ブラジルに住む日系人やアジア人を追ったドキュメンタリー「Still Life in Mobile Town」など、マレーシアで作品を作ったことがないというマレーシア人、リム・カーワイ監督の短編集、日本で撮影したマレーシア人監督の作品・マレーシアで撮影した日本人監督の作品を紹介する「マレーシア人の日本、日本人の見たマレーシア人」などのプログラムも用意する。

 期間中、イベントも開く。25日には「クアラルンプールの夜明け」上映後、細井監督、主演の桧山あきひろさんとヒロインのシャファリ・アマニさんが来場し舞台あいさつを行う。マレーシアのミュージシャンによるミニライブ、監督・キャストが来場するQ&Aセッションやトークショーなども予定。

 鑑賞料は1プログラム1,500円。今月31日まで。

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