渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）9階の「ヒカリエホール」で5月11日、カンファレンス・イベント「TEDxTokyo 2013」が開催される。

　TED（Technology Entertainment Design）は1984年、「テクノロジー、エンターテインメント、デザインの3つの領域が一体となって未来を形作る」という考えを基にカリフォルニア州モントレーでスタート。「広めるべきアイデアを共有する」ことを目的に、各界の第一人者をスピーカーとして招待し、年1回、アメリカで開催されている。昨年から、同イベントのスピーチを紹介する番組「スーパープレゼンテーション」がNHKで放送されている。

　TEDxはTEDを母体として世界各国で開催されており、TEDxTokyoは2009年に世界で2番目の開催地として初開催。渋谷ヒカリエでの開催は昨年に続き2回目。現在では東京をはじめ日本各地で開催されている。

　今年は「1＋1＝11」をテーマに34組がプレゼンテーション。参加スピーカーは、江戸古典奇術の「手妻（てづま）」を継承する手妻師の藤山晃太郎さん、評論家の宇野常寛さん、手話を取り入れたパフォーマンスが特徴的なボーカル＆パフォーマンスグループHANDSIGN、美術家の会田誠さん、ネットイヤーグループの石黒不二代社長、プラネタリウム・クリエーターの大平貴之さん、作家でナチュラリストのC.W.ニコルさん、グラフィックデザイナーの佐藤卓さん、紙（紙管）を使った建築で知られる建築家の坂茂さんほか。

　招待制のため入場はできないが、当日の模様は日英2言語で、YouTubeでライブ配信を行う。開催時間は9時～18時。