渋谷ヒカリエで「TOKYO WORK DESIGN WEEK」キックオフ・イベント

約100人が熱心に耳を傾けた「TWDW」キックオフ・イベントの会場

約100人が熱心に耳を傾けた「TWDW」キックオフ・イベントの会場

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 今秋に予定されている「TOKYO WORK DESIGN WEEK 2013(略称「TWDW 2013」)のキックオフ・イベントが4月19日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階の「COURT」で開催され、約100人が集まった。

会場に掲出されたリアルタイムエディットのペーパー

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 イベントのコンセプトは「僕らの、新しい働き方が始まる日」。ベンチ(港区北青山1)取締役の横石崇さんが発起人となり、プロデューサーを務めた。当日は、自ら新しい働き方を実践している14組のゲストが登場し、未来の会社や働き方についてトークセッションを繰り広げた。

 13時から、編集者の菅付雅信さんが「中身化する社会の中で、どう働き、どう生きるか?」をテーマにキーノートを行った後、TWDWモデレーター陣が「僕らの、あたらしい働き方がはじまる日」をテーマにキックオフ・セッションを繰り広げた。登壇者は横石さんのほか、兼松佳宏さん(greenz.jp)、ナカムラケンタさん(日本仕事百貨)、年吉聡太さん(Lifehacker)、田中翼さん(仕事旅行社)。

 その後、4つのテーマで各1時間にわたりトークセッションを展開。テーマは「スマートフォンはいま、僕たちの『武器』になるのか」「未来の会社。いま世界で何が起こっているのか」「これからの夫婦、これからの働き方」「仕事はデザイン・クリエーティブからコミュニティー・ソーシャルへ」。ヤフー執行役員チーフモバイルオフィサー(CMO)の村上臣さん、「WIRED」「WIRED.JP」編集長の若林恵さん、シブヤ大学学長の左京泰明さんらが登壇し、質疑応答も活発に行われた。

 トークセッションの模様は元広告批評編集長・河尻亨一さんが書記となり、Tokyo Graphic Recorderの清水淳子さんがイラストを描くリアルタイムエディットも行われた。

 当日は、職業体験サービスを手掛ける「仕事旅行社」(品川区)の協力により、会場外で仕事体験プログラムも実施。事前に申し込んだ15人が、「街のプロデューサー」「ブックセレクター」「大工」の仕事を体験し、20時から開かれた飲み会イベント「ネットワーキング・パーティー」で体験談などを披露した。

 イベントを終えて、横石さんは「今回のイベントで働き方に対する意識が変わったという声も頂き、うれしい。11月の本番に向けパワーアップし、より新しい働き方に触れられる機会を提供したい」と意欲を見せる。引き続き、ボランティアメンバーも募集しているという。

 TWDWは、20~30代の、これからの新しい働き方やビジネスについての「未来図」をつくる機会を提供するイベントとして初めて企画。11月の「勤労感謝の日」に合わせた前後7日間にわたり、カンファレンスとフェスティバルを組み合わせたカンファスティバル・イベントを繰り広げる。

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