サッカーのリオネル・メッシ選手の左足を純金で製作したオブジェ「The Golden Foot(ザ・ゴールデンフット)」が3月7日から、国内で期間限定販売される。原宿クエストホール(神宮前1)で今月6日に記者発表が行われた。
1987年アルゼンチン生まれのメッシ選手。13歳でスペインのサッカークラブFCバルセロナのテストに合格、16歳でプロデビュー。FIFAとフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が共同主催する「バロンドール」を2009年から4年連続で受賞している。
貴金属ジュエリーの老舗・田中貴金属ジュエリー(中央区)がメッシ選手とコラボし製作した同オブジェ。メッシ選手の利き足である左足の足首から下を型取り、指紋や血管も再現。素材はK24(純金)。サイズは、高さ約25センチ、幅約28センチ、奥行き約16センチ。重さは約25キロ。価格は4億8,650万円(525万ドル)。大理石と木で作った台座が付く。
併せて、左足裏型のプレート「The Golden Foot plate」(875万円または9万4,500ドル、50個限定、約300グラム)やザ・ゴールデンフットを2分の1サイズにしたミニチュア版「The Golden Foot Mini」(389万円または4万2,000ドル、100個限定、約100グラム)も販売する。いずれもメッシ選手のサイン彫刻入り。会場ではオブジェの原形となった足型の石こうのもお披露目された。
会場には、2007年にメッシ選手が家族と設立した「レオ・メッシ財団」を代表し、メッシ選手の実兄であるロドリゴ・メッシさんが来場。「初めて見た」という同商品について「印象的で素晴らしいオブジェ。レオの(足の)線の一つ一つが明確に出ていて素晴らしいと思った」と話した。売り上げに関しては、「まだ明確に決めてはいないが、特に東日本大震災で被害に遭われた方々のために役立てたい」とも。
同社の直営店全8店舗と、オンラインショップで販売する。商品価格は、3月1日に三菱東京UFJ銀行が発表した為替レートを基に算出。販売期間中は毎月第1営業日の為替レートを基に価格を更新する。商品は銀座本店(中央区、今月7日~20日)をはじめ、各店舗で順次展示する。6月6日まで。