原宿警察署近くに3月1日、クリエーター向けのシェアオフィス「kurkku home(クルックホーム)」(渋谷区神宮前2)がオープンする。
音楽プロデューサーの小林武史さんが社長を務めるクルックが手掛け、1月26日に閉店したフレンチベースのレストラン「kurkku kitchen」を改装。これまで1階はレストラン、2階・3階は同社の事務所などに使っていたが、オフィスを移転することから1階も含めシェアオフィスにリノベーション。クルックがコンセプトをプロデュース、トランジットジェネラルオフィスグループのリアルゲイト(港区北青山3)が企画・運営を手掛ける。
1階は10人まで利用できるミーティングルームやカウンターキッチンなどを備えたラウンジ(約100平方メートル)やキッチン、DJセット、プロジェクターなどを備えたイベントスペース(約93平方メートル、テーブル9卓、椅子計90脚)で構成。イベントスペースは入居者以外も利用でき、試食会や展示会など1日単位で貸し出す(3月25日から)。
オフィススペースは2階と3階。フリーデスク(定員20人)と4~8人向けのスモールオフィス(10平方メートル~38平方メートル)で構成。2階=フリーデスク8席とスモールオフィス4区画、3階=スモールオフィス4区画を用意。2階には小林さんがスタジオとして使っていた部屋をリニューアルしたオーディオルーム(23.40平方メートル)も併設。50インチのテレビやAVシステムを備えており、入居者は映画・音楽鑑賞、プレゼンなどで使える。
無線・有線LANを完備するほか、複合機、ロッカー、ポスト・宅配ボックスや駐車・駐輪場を備えるほか、秘書代行サービスなどにも対応。利用料は、スモールオフィス=月額11万5,500円~29万5,050円、年会費8万4,000円、フリーデスク=同2万6,250円、同1万5,750円。契約期間はいずれも1年間(利用契約・再契約可)。現在入居者を募集している。
24時間営業(ラウンジは9時~22時)。