神宮前に2月14日、ドイツの老舗靴ブランド「KENNEL&SCHMENGER(ケンネル&シュメンガー)」の旗艦店「KENNEL&SCMENGER表参道」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6427-5401)がオープンした。
1918年、ドイツの靴の産地であるピルマセンスで創業。靴は「人が移動するための最も重要なアイテム(存在)」と考え、デザインをはじめ履き心地に注力した靴作りをしている。現在、ドイツ国内10店舗を含め直営店13店舗を展開している。
同店を経営するケンネル&シュメンガージャパン(大阪市福島区)は2009年に設立し、翌2010年に大阪ホテルニューオータニ内に直営店をオープン(表参道店オープンに向け今月上旬閉店)。伊勢丹新宿店(新宿区)や三越銀座店(中央区)など百貨店への卸も行っている。本国では20~40代が中心顧客層だが、日本国内では30~40代が中心だという。
表参道店の店舗面積は68.93平方メートル。ベルリンの直営店をイメージした店舗は、商品が映えるよう白を貴重に仕上げた。什器やカウンター、レジ裏の壁面に使う木材はドイツやオーストリアなどから取り寄せた築100年以上の古民家材を再利用した。
スワロフスキーとのコラボラインや日本人の足型に合わせて作る伊勢丹とのコラボラインなど、代表的なラインの靴をそろえる。中心価格帯は、パンプス・サンダル・スニーカー=3万円強、ブーツ=5~6万円代。同店ではアパレルや、靴と同デザインのアイテムも作っているベルト(1万円台)、バック(4~5万円台)などの小物も展開する。
山中治喜社長は「当店に来れば見つかる、常に安心していただける靴を提供していきたい」と話す。
営業時間は12時~20時。