渋谷・道玄坂上交差点近くのデジタルものづくりカフェ「FabCafe（ファブカフェ）」（渋谷区道玄坂1、TEL 03-6416-9190）で現在、バレンタイン企画が展開されている。

　昨年3月にオープンした同店。「Fab」には、「Fabrication（ものづくり）」と「Fabulous（愉快な、素晴らしい）」という2つの意味が込められている。店内には、レーザーカッターをはじめとするデジタル工作機械を備えており、iPhoneカバーやグリーティングカード、アクセサリーなどを作ることができる。

　期間中、マカロンにデザインを刻印できる「マカロンFab」を用意。店頭のiPadに入っているスケッチアップアプリ「Ideas」でマカロンに刻印したい絵や文字を描き、店内に設置する食品加工用のレーザーカッターでマカロンに刻印するもの。クリエーターが手掛けたデザインも用意するほか、オリジナルのデザインをUSBメモリなどのメモリにAI形式で保存し持参することもできる。

　体験時間は10～30分程度。料金はマカロン1個とレーザーカッターサービスで400円、マカロン4個とレーザーカットサービスにマカロンの箱付きで1,500円。カフェメニューでは、生マシュマロを載せた「マシュマロラテ」（500円）のストロベリー・ショコラ味を限定提供する。

　「マカロンFab」の利用客は20～30代が中心で8割が女性客。バレンタインのみならず、誕生日プレゼント用などに利用する人もいるという。同店Fabディレクターの岩岡孝太郎さんは「ものづくりを始める動機として『誰かのためのプレゼントを作ること』は最適。マカロンFabでカジュアルにFabCafeのデジタルものづくりをお楽しみいただければ」と利用を呼び掛ける。

　営業時間は10時～20時（土曜・日曜は11時～）。祝日定休。2月14日まで。