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表参道にコーヒーショップ「ミカフェート」-コーヒーハンターこだわりの豆使う

オレンジのオーニングテントが目を引く外観

オレンジのオーニングテントが目を引く外観

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 表参道に11月7日、コーヒーショップ「Mi Cafeto(ミカフェート)表参道」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3405-9501)がオープンした。経営はスウィング(港区北青山1)、運営はミカフェート(港区)。

ハイチェアを配す店内

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 ミカフェートはエルサルバドルの国立コーヒー研究所で学んで以来、35年以上世界各地でコーヒー農園の開発と研究を行っている「コーヒーハンター」川島良彰さんが2008年に立ち上げた。元麻布で豆の販売店としてスタートし、2年ほど前からカフェの営業も始めた。

 表参道の店は「より多くの方に飲んで知っていただきたい」と開いた。仕事の合間や、自宅のティータイムなどコーヒーを飲むシーン、ターゲット(20代後半~40代)、落ち着いている雰囲気などから同所に出店した。店名はスペイン語で「私のコーヒーの樹」を意味する。

 店舗面積はウッドデッキを含めて約11坪(うち店内は4.2坪)。基本はテークアウトだが、店内4席、テラス8席も用意。エントランスの扉枠にはブルーを、店内の壁面にはクリーム色を使い、元麻布の店舗と同じようなカラーリングにしたほか、テラス上部のオーニングテントにアクセントとしてオレンジ色を使いカジュアルに仕上げた。

 ミカフェートでは、原料となるコーヒー豆の栽培から収穫・加工・精選・輸入、焙煎(ばいせん)・包装まで独自の基準を作り品質管理を行っているブランド「グラン クリュ カフェ」(現在は5カ国7農園の9銘柄を展開)、「グラン クリュ カフェ」を生産する農園を中心に、別の畑や異なった加工方法や精選方法、違う品種のコーヒーを紹介する「プルミエ クリュ カフェ」(同3カ国4農園の5銘柄)、希少種や独特な農法・精選方法で編み出されたコーヒー豆「コーヒーハンターズ」(18銘柄)を展開。

 元麻布では「グラン クリュ カフェ」をドリンクで提供しているが、表参道の店では「コーヒーハンターズ」「プルミエ クリュ カフェ」をメーンに扱う。現在提供するのは3種。甘味が強く華やかな花の香りが特徴の「ブルボン・パラァ」(コーヒーハンターズ、400円)、酸味は控えめで甘みと「ボディーの強さ」が特徴的な「サン・セバスティアン ビジャロボス」(プルミエ クリュ カフェ、500円)など。注文を受けてからハンドドリップで入れる。

 豆も販売。「グラン クリュ カフェ」はフルボトル(200グラム)=1万2,000円(1種のみ1万8,000円)、ハーフボトル(100グラム)=6,600円(同9,900円)、「プルミエ クリュ カフェ」はフルボトル=5,000円(同6,000円)、ハーフボトル=2,750円(同3,300円)、「コーヒーハンターズ」(150グラム)=1,500円。「コーヒーハンターズ」の中から12銘柄をドリップパックにした「プエンテ」(1袋200円)も扱う。

 ミカフェートのショップマネジメント部マネジャーの正木俊樹さんは「コーヒーが好きな方もそうだが、近隣で働いている方、地域にお住いの方などに気軽にお越しいただき、当店のコーヒーのおいしさをよりたくさんの方に味わっていただければ」と話す。

 営業時間は11時~19時。月曜定休。

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