東急東横線渋谷駅で11月11日、「2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定300日前記念週間」のオープニングセレモニーが行われ、ボクシング・村田諒太選手と競泳・鈴木孝幸選手が登場した。
2020年のオリンピック・パラリンピック招致に立候補した東京都と日本オリンピック委員会。今年5月に開催された理事会で東京のほかイスタンブール、とマドリードの3都市が一定の開催能力・用件を満たした立候補都市として選出されている。
2013年9月7日に決まる2020年のオリンピック・パラリンピック開催都市。同日から300日前にあたるこの日から今月17日まで、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は「300日前記念週間」と称し招致PR活動を実施する。
セレモニーには、ロンドンオリンピック・ボクシング男子ミドル級で金メダルを獲得した村田選手と、同パラリンピック・競泳男子150メートル個人メドレーと男子平泳ぎ50メートルでともに銅メダル獲得をした鈴木選手が参加。
ロンドンオリンピックを「地元・国が一つとなって盛り上がる」と振り返り「どちらかというと元気のない日本を元気づけて、良い影響をもたらしてくれると思う」と村田選手。「東京は支持率だけが負けていると思う。強い日本をアピールできるようご協力いただき、皆さんと一緒に(招致を)勝ち取れれば」と話した。
鈴木選手は「ロンドンではオリンピックもパラリンピックも広告・CMも境なく行われていて、同じ盛り上がりだった。東京も同じことができる力があると思う」とし、「パラリンピックをどんどん見てもらいたい。テレビで見るのと生で見るのとでは全然違う迫力、感動があると思うので、目に焼き付けてほしい。そのためにも東京に招致できれば」とも。
同日から同駅改札外には300日のカウントダウンオブジェを設置。「渋谷ヒカリエ」(渋谷区渋谷2)アーバンコア3階では、ロンドンオリンピック・パラリンピック日本人選手団の写真約15点を展示する報道写真展が始まった。開催時間は10時~21時。入場無料。今月18日まで。