恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)で11月3日、恒例となった仏・バカラ社の世界最大級のシャンデリアが点灯する。
クリスマス・イルミネーションをはじめ、各広場の装飾などを展開する「Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち-」の一環。設置されたシャンデリアは、1994年に同社創設230周年を記念し、230灯のシャンデリアとクリスタルパーツ8472ピースで製作。2005年にはシャンデリアを20灯増やし、現在の250灯になった。シャンデリアのサイズは、高さ=5メートル、幅=3メートル。
シャンデリアは、メーン会場となるセンター広場にリデュース・リユース・リサイクル可能なアルミ部材で製作された、高さ約10メートル、幅約6メートルの巨大なケースの中につるして展示。期間中、16時~23時の毎時0分と30分から、4分45秒の演出を展開。鐘の音が鳴り響く中、ブルーやピンク、グリーンなどの照明によってシャンデリアの彩りを変化させる。
時計広場や恵比寿ガーデンプレイスタワー38階、グラススクエアにはクリスマスツリーを設置。時計台広場から坂道のプロムナードなどには約10万球の電飾を飾る。一部イルミネーションは、場内に設置したソーラーパネルで日中に蓄電した太陽光電力を使い消費電力の低減に努める。
3日は16時30分から点灯式を開催。音楽ボランティア「アンサンブル荒川」によるオーケストラの演奏で、オペラ歌手のほか来場者も参加し、ベートーベンの交響曲第9番「よろこびの歌」をドイツ語で合唱する。ドイツ語の歌詞は当日配布する。
点灯時間は12時~23時。2013年1月14日まで(クリスマスツリーの装飾は12月25日まで)。