東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)で10月25日から、短編映画などを上映するイベント「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」が開催される。
1999年、俳優の別所哲也創設者となり原宿でスタートした国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア(SSFF&ASIA)」。同イベントでは、東京国際映画祭の連動企画としてSSFF&ASIAで紹介された作品の中から選んだアジア作品を上映している。今回上映するのは6月に開催された「SSFF&ASIA2012」の「ジャパン部門」と「アジアインターナショナル部門」の受賞作、優秀作品を中心とした15作品。1プログラム5作品、計3プログラム構成で上映する。
SSF&FASIA初となる日本人女性監督のグランプリ(ジャパン部門優秀賞・東京都知事賞受賞)作品「もう一回/Mo ikkai」(平柳敦子監督)をはじめ、イラン映画の巨匠アッバス・キアロスタミ監督の最新ショートフィルム「小さな女優/No」(イラン・フランス)、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「ブンミおじさんの森」で知られるアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「サクダ」(タイ)など3作品をジャパンプレミア上映。
そのほか、ベネチア国際映画祭2012銀熊賞受賞作品「葬式/Invitation」(韓国、ユ・ミンヨン監督)、SSFF & ASIA 2012「アジアインターナショナル部門」最優秀賞受賞作「泥棒/Thief」(台湾、ジェイ・チャン監督)、お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさんが監督した「伝説の家族/Legend of Family」、アニメーション「The Old Man and the Sea」(林俊作監督)などもラインアップする。
鑑賞料は、当日1プログラム券=1,000円、全プログラムをいつでも鑑賞できるパスポート=1,500円。今月28日まで。