渋谷エリアの11会場で10月27日・28日、「渋谷芸術祭」が開催される。
アートや音楽、ダンスパフォーマンスなど「渋谷カルチャー」を発信する同イベントは今年で4回目。「キラリ!シブヤは文化の“光”差点」をテーマに、渋谷エリア11会場で15以上のアートイベントを展開する。
今年は東日本大震災復興支援プロジェクトとして、渋谷と東北のコラボレーションペイントアートを企画。渋谷と東北それぞれの子どもたちが絵を描いた布を縫製し、完成した作品はハチ公前広場に展示。仙台市にサテライト会場を設け、インターネットラジオ番組配信を行うほか、渋谷区役所前で東北3県のアンテナショップマルシェを開くなど、交流を図る。
インフォメーションブースを設置する渋谷・ハチ公前広場の東急旧5000系車両(通称=アオガエル)にはアートやオブジェも展示。東急百貨店・東横店(渋谷2)には特設ステージを設けライブを行うほか、ハロウィーンにちなんだフォトセッションを展開。フォトグラファーが撮影した写真は同イベント公式フェイスブックで公開し、「いいね!」数の多かった人にプレゼントを進呈するコンテストとなる。
渋谷ヒカリエ1階~4階のイベントスペースにはアートやインスタレーションを展示するほか、1階イベントスクエアにはテクノロジーを活用したデジタルグラフィティを用意。スクリーンには来場者が自由に絵を描けるようにするほか、アーティストによるデジタルアートのライブパフォーマンスも行う。
渋谷区役所前広場では「Biketope 2012 shibuya」を実施。放置自転車を使った「デコチャリ」のワークショップや目的別の自演者の試乗会、渋谷警察署による自転車に乗る際のマナーやルールの講習会などを行う。
宮益御嶽神社(渋谷1)では屋外映画上映会を開くほか、例年連動企画を実施している「WIRED CAFEFIT」(神南2)では、東日本大震災後の「現在を生きる人」に焦点を当てた「ROADSIDE2012」(諸沢利彦監督)と、大震災後の猫たちの世界を描いた「ネコマチッタ物語」(小島伸監督)を上映。同所では被災地支援のための募金も行う。
参加無料。