井の頭線渋谷駅改札外のコンコースで10月1日、デジタルサイネージ(電子看板)の運用が始まった。
京王エージェンシー(新宿区)と京王電鉄(多摩市)が共同で設置。京王線内で初のデジタルサイネージ設置となる。同駅はJR線や東急線、東京メトロ線への連絡駅として、乗降人員が1日30万人を越える井の頭線内で一番のターミナル駅であることなどから、サイネージ設置で「訴求力の高い」広告展開が可能になると判断した。
コンコースの柱7本それぞれ4面の計28面に、70インチ・フルハイビジョンLEDバックライト液晶ディスプレーを設置。運営は日立製作所(千代田区)のデジタルサイネージプラットホーム「Mediaspace」を、通信はNTTドコモ(千代田区)のデータ高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」をそれぞれ採用した。
広告上映時間は4時30分~翌1時。