代々木公園で「バスフェスタ」-燃料電池車・ボンネットバスなど13台展示

展示されるボンネットバス(写真は昨年の様子)

展示されるボンネットバス(写真は昨年の様子)

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 代々木公園イベント広場で10月13日、「バスフェスタ2012 in TOKYO」が開催される。主催は日本バス協会(千代田区)。

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 日本で最初にバスが運行した9月20日の「バスの日」にちなみ、2009年から開催している同イベント。これまで、横浜や銀座など都内近郊を中心に実施。4回目を迎える今年は「バスのあるまち。ひとに、地球に、優しいまち。」をテーマに展開する。

 当日は、7月から8月にかけて開催された「バスのデザインコンテスト」の応募作品794点の中から、国土交通大臣賞を受賞したデザインがラッピングバスとなってお披露目される。同バスは実際に東武バスが1年間運行する。

 会場にはほかにも、ハチ公バス(フジエクスプレス)やリラックマバス(立川バス)、水素と酸素の化学反応で発電した電力でモーターを動かし走行する「燃料電池車」(東京空港交通)、「ボンネットバス」「センターアンダーフロアエンジンバス」(以上NPO法人・日本バス文化保存振興委員会)など計13台のバス車両を展示。ボンネットバスの前ではバスガイドと記念撮影できるほか、車内では運転士やバスガイドの衣装を着て記念撮影もできる。

 東急バス(目黒区東山3)は「災害時事務所車」を展示。大地震などの災害時、バス会社の営業所や事務所が被災しても、バスの運行を続けるために緊急事務所として使えるバスだ。車内には、被災地区停留所などに派遣された事務員との連絡などを行う「MCA無線機」や、インターネットにつながれたパソコン、連絡用PHS、災害状況把握用のテレビなどを搭載する。

 ステージでは、現役のバス運転士による「バスの仕事」紹介や、交通ジャーナリスト鈴木文彦さんを招いたトークイベントを展開。バスガイドの制服ファッションショーや、来場した子どもとバスガイドがペアになりクイズ大会も行う。

 当日は2階建てのオープンバス「スカイバス」が周遊バスとして運行。同公園周辺を約10分間で1週する。乗車無料(当日場内で整理券を配布)。定員は各回50人。そのほか、ラジコンコースでのラジコンバス操縦体験や、同協会のキャラクター「セバス」の塗り絵、バスグッズ販売、スタンプラリーなどの企画も用意する。

 開催時間は11時~16時30分。入場無料。荒天中止。

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