渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）8階クリエーティブスペース「8/（はち）」のコートで10月6日から、「40人のハチ公トートバッグ展」が開催される。主催は東京商工会議所渋谷支部。運営協力はスーパープランニング（静岡県浜松市）とシブヤ経済新聞。

プレイベントには参加クリエーターたちも駆け付けた

　今年設立40年を迎えた同支部は記念事業の一環として「『ハチ公』チャリティープロジェクト」を展開している。東日本大震災被災地の復興支援でもある同プロジェクトは、「忠犬ハチ公」をモチーフに40人（組）のクリエーターが「チャリティートートバッグ」40種をデザイン。トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE（ルートート）」を手掛けるスーパープランニングがトートバッグとして商品化した。

　参加するのは、桑沢デザイン研究所出身の安齋肇さんや白根ゆたんぽさん、下田昌克さん、渋谷系ギャル漫画家の浜田ブリトニーさん、SHIBUYA GIRLS POP（渋谷ガールズポップ）に所属する真珠子さん、ちくわエミルさんをはじめ、伊藤桂司さん、今井トゥーンズさん、五月女ケイ子さん、AR三兄弟ら、渋谷を中心に活躍するクリエーターたち。

　同展では全ラインアップを展示・販売する。トートバッグの価格は3,000円。収益の一部は、東日本大震災で被災した子どもたちの就学支援を目的に設立された「東日本大震災みやぎこども育英基金」（宮城県）、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」（福島県）、「いわての学び希望基金」（岩手県）に寄付する。

　プレイベントが行われた5日、場内では同プロジェクトのポスターを手掛けたイラストレーター今井杏さんと玉石佳世さんがライブペインティングを実施。完成した作品は場内で展示する。開催時間は11時～18時。入場無料。今月14日まで。トートバッグは特設オンラインショップやファクスなどでも予約注文を受け付けている。