恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)などで10月3日、キャンドルイベント「Love is…」が開かれた。
加計塚小学校3・4年生がメッセージや絵を描いたキャンドルでかたどったハートマーク
「満月の夜にはキャンドルをともして愛を語ろう」をコンセプトに2010年に始まった同イベント。毎月満月の日に恵比寿エリアの飲食店やライブハウス、東京タワーなどでキャンドルをともしているが、年に一度、1万個以上のキャンドルをともす大規模なイベントを同施設などで行っている。
恵比寿ガーデンプレイスでは老舗キャンドルメーカー「カメヤマキャンドルハウス」のキャンドルを使ったキャンドルアートを展開。時計台広場には「Stream of Wish(=希望の流れ)」を展示。思いをハートマークで、キャンドルの明かりで絆やつながりを、それぞれ表現した。同所のハートマーク一つは、同所近くの加計塚小学校3・4年生がメッセージや絵を描いたキャンドルでかたどった。
坂道のプロムナードやセンター広場では、道路や広場に花で絵を描く「インフィオラータ」に取り組むコミュニケーション・アーティストの藤川靖彦さんがキャンドルアートを展開。「花灯(はなび)」と題して押花作家の杉野宣雄さんとコラボし、花とキャンドルをテーマにした作品を作った。
エンターテインメント・レストラン「act*square(アクトスクエア)」では、キャンドルアーティストCandle JUNEさんのキャンドルを展示。同所では、Candle JUNEさんのキャンドルを飾ったステージでシンガー・ソングライターの古内東子さんがライブを行った。
雨が降ったりやんだりと不安定な天候となったが、来場者からは「かわいい」「温かい」などの声が上がり、持参したカメラなどでキャンドルアートを写真に収めていた。