渋谷・宮益坂下近くに8月31日、スイスの老舗チョコレートブランド「Lindt(リンツ)」のショコラカフェ「リンツ ショコラ カフェ 渋谷店」(渋谷区渋谷1)がオープンする。経営はリンツ&シュプルングリー ジャパン(中央区)。
1845年に創業し、現在100カ国以上で商品を展開している同ブランド。「リンツ ショコラ カフェ」は2010年にアジア圏初の旗艦店として銀座にオープンして以降、これまで表参道(港区北青山3)など都内に4店舗を展開。5店舗目となる渋谷への出店は以前より視野に入れていたという。
店は新築ビルの1~3階に出店。1階がチョコレートショップとカフェのオーダーカウンターで、2階・3階は客席フロア。2階は1人での来店客向けにカウンター席を多めに22席、3階はゆったりめのチェアなど20席をそれぞれ用意した。他店同様、内装はブランドロゴカラーのゴールドとブラウンを基調に仕上げた。ファサードはガラス張りで、席からは渋谷ヒカリエや渋谷マークシティなど街を一望できる。
1階では、直営店限定のトリュフ(1P=330円ほか)や「デリース」と名付けたマカロン(常時8種、250円または275円)やマドレーヌ、サブレ(以上300円)などの焼き菓子などを扱い、チョコレートにフィリングを詰めたシリーズ「リンドール」とナポリタンチョコレートは、好きな種類を選べる量り売りスタイルの「ピック&ミックス」(100グラム760円)などを用意。
カフェメニューは、「アイスチョコレートドリンク」(ミルク・ダーク、S=650円、M=800円)や「ホットチョコレートドリンク」(同、同600円、同750円)、「ソフトクリームショコラ」(ダーク・ミルク・ミックス、各680円)など。モーニングメニュー(11時30分まで)として、ドリンクとクロワッサンの「リンツ・モーニングセット」(500円~700円、選ぶドリンクにより異なる)を提供。追加100円で同ブランドのチョコを使った自家製キャラメルショコラのパータ・タルティネ(チョコレートスプレッド)も付けられる。商品は全てテークアウトにも対応する。
同店オープンに合わせ秋のドリンクメニュー「リンツ・ユズチョコレートドリンク」の提供を開始。ユズのゆるいゼリー状のピューレとアイスミルクチョコレートドリンクが2層に分かれたアイス(750円)と、ホットミルクチョコレートの上にユズの香りのホイップクリームを絞り、ユズの皮のコンフィなどをトッピングしたホット(700円)を用意する。
同店オープン記念として5店舗を巡るスタンプラリーを実施。スタンプラリーのカードは、渋谷店利用客に会計時に渡す。その他4店舗で500円以上購入すると、各店で異なるフレーバーの「エクセレンスシリーズ」のタブレットチョコレート1枚を進呈、カードにスタンプを押印する。全店のスタンプがそろいカードを渋谷店に持参すると、デリース(6個)を進呈する。引き換えは11月30日まで。
同社マーケティング・PRマネジャーの篠原みどりさんは「渋谷は日本でも有数のターミナル駅で、いろいろな方がいて人の波も激しい。そうした中で、ホっとゆっくりしていただける店を目指し、癒やしてくれるチョコレートを提供していきたい」と話す。
営業時間は8時~23時(土曜・日曜・祝日は9時~)。