SHIBUYA TSUTAYA(渋谷区宇田川町)で8月2日午前6時40分から、10作目となる「ドラゴンクエストシリーズ」最新作「ドラゴンクエストX(テン) 目覚めし五つの種族 オンライン」の発売を記念したカウントダウンイベントが開かれた。発売元はスクウェア・エニックス(代々木3)。
(左から)プロデューサー・齊藤さん、ゲームデザイナー・堀井さん、堀井さんから直接商品を受け取った男性客、PVナレーションを担当した福山さん
同店前には前日(1日)の朝7時からファンが並び始め、最終的には100人以上が行列を作った。
会場には、ドラクエシリーズの生みの親であるゲームデザイナー堀井雄二さん、「ドラゴンクエストX」プロデューサーの齊藤陽介さん、最新プロモーション映像・CMのナレーションを担当した福山潤さんが登場。
ステージで、「ドラゴンクエストの第1弾が出てから26年たっても、このようなイベントを開いていただくことができ、本当にうれしい」と堀井さんが振り返ると、参加者も拍手で応じるなどして盛り上がった。「期待と不安でいっぱいだが、期待の方が大きい」という齊藤さんは「名前は明かせないが、オンラインでゲーム参加しようと思う」と明かした。
発売開始時刻の7時が迫ると、店内のファン99人が順番にスライムうちわでカウントダウン。発売の瞬間にはスライム型の紙吹雪が舞った。先頭に並んだ30代の男性客には堀井さんから直接、商品が手渡された。購入した新作を手に、「こうしたイベントに参加するのは初めてだったが、この日をずっと楽しみにしていたので、1番でうれしい。早く冒険したい」と話していた。
「ドラゴンクエストX」は2009年発売の「IX」に続く最新作で、シリーズ初のオンラインゲーム。Wii用で、価格は6,980円。利用料は、30日間=1,000円、60日間=1,950円、90日間=2,900円。無料で遊べる「キッズタイム」も設ける。