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専任バリスタを置く「マックカフェ」、マクドナルド原宿表参道店内に1号店

専任のバリスタが入れたエスプレッソベースのコーヒーを中心に提供する

専任のバリスタが入れたエスプレッソベースのコーヒーを中心に提供する

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 表参道沿いの「マクドナルド原宿表参道店」(渋谷区神宮前1、TEL 03-3479-3803)に7月23日、専任バリスタを置く「McCafe by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)」がオープンした。

専用カウンターを設けて展開するカフェコーナー

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 時間帯の売り上げの差を無くすことや、新規顧客の獲得、来店頻度を上げることなどを目的に、日本人も摂取頻度の高いコーヒーに「数年前から力を入れている」マクドナルド。レギュラーコーヒー、スペシャルティーコーヒーに続き、バリスタによる手作りのコーヒーを提供する場として国内1号店を開いた。

 今年5月にオープンした国内最大級の「マクドナルド原宿表参道店」内に専用カウンターを設けて展開するカフェコーナー。場所は、1階にソフトバンク表参道が入る建物の2階・3階部分。店舗面積は795平方メートルで、席数は328席。

 メニューは、エスプレッソベースのコーヒーを中心に、キッズ向けなどドリンク19種と、スイーツを中心としたフード15種を用意。専用のエスプレッソマシンを導入しているほか、ブース専任のバリスタが入れるコーヒーは、、店内利用の場合は陶器のカップとグラスで提供する。エキストラショットなどカスタマイズにも対応する。ターゲットは20~30代の女性やファミリー、「ママ&キッズ」。バリスタ専用のユニホームとして、紫のシャツにひざ下までの黒のエプロン、黒のハットを新たに用意した。。

 豆はブラジルを中心に、コロンビア・グァテマラ・エルサルバドルの4つの産地のアアビカ豆を使用。焙煎(ばいせん)度合いは「強めのフルシティロースト」で、別々に焙煎して混合する「単品焙煎」を採用している。

 ドリンクは、「カフェラテ」(ホット=S230円、M270円、アイス=M270円、L=310円)、エスプレッソとミルクを混ぜた「フラットホワイト」(ホット=S240円、M280円)、ココアパウダーをトッピングしたチョコレート風味の「カフェモカ」(ホット=S290円、M330円、アイス=M330円、L370円)、エスプレッソベースのラテにオレンジシロップを加え、オレンジソースをトッピングする「オレンジフレーバーラテ」(ホット=S290円、M330円、アイス=M330円、L370円)などのほか、「ダージリンティー」(240円)、「ホットチョコレート」(390円)、「マンゴースムージー」(M420円、L460円)などをラインアップ。

 フードは、コーヒーシロップをしみこませたスポンジにフィヤンティーヌ入りチョコレートを加えたティラミスや432層に織り込んだパイ生地やバニラ風味のカスタードクリームを使ったミルフィーユ、クリームチーズを「ふんだんに」使った「チーズタルト」(以上290円)、プレーン生地の「シュガードーナツ」(150円)、ココアパウダーやバターを使った生地に細かく切ったチョコをトッピングして焼き上げた「ブラウニー」(180円)、カシスを練り込んだ生地にブルーベリーをトッピングした「ブルーベリーマフィン」(220円)など。想定客単価は400~500円。

 原田泳幸会長兼社長兼CEOは「今まで以上に幅広い方にご来店いただけるような店にしていきたい」とし、「価格は他社より約100円安いが、テイストは上回るという認知を作っていきたい。テイスト、お得感、納得感すべてでナンバーワンを取りたい。(そうすると)全てのカフェチェーンを越えなくてはならない」と意欲を見せる。

 今後、今月27日=六本木ヒルズ(港区)、8月31日=あべのHOOP(大阪市阿倍野区)・魚津(富山県魚津市)をオープン予定。以降、郊外型のドライブスルー店舗を中心に、今年は約30店舗を展開していく予定。

 営業時間は7時~22時(23日は13時~)。

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