見る・遊ぶ 買う

恵比寿東口に2坪のギャラリー&ショップ「山小屋」-初回はTシャツ展

木材を多用し木・山小屋をイメージした外観に仕上げた

木材を多用し木・山小屋をイメージした外観に仕上げた

  • 0

  •  

 恵比寿東口エリアに6月、ギャラリー&ショップ「山小屋」(渋谷区恵比寿1、TEL 080-4144-7256)がオープンした。経営はムーブアートマネージメント(同)。

27組が手掛けたTシャツを展示・販売する店内

[広告]

 30年ほど前から店長・新谷比佐さんが生地店や洋服店などを営業してきた同所。2003年に、比佐さんの次女である佐知子さんが社長を務める同社が、デザイン相談所「Platform」をオープン。2010年春の閉店後は友人らが集まるスペースとして活用してきた。

 今回、クリエーターが作ったもの、小ロットのものなど「作り手のこだわり」が感じられるものを紹介したいと同店をオープン。展覧会と連動したアイテムを販売していく。店名は、「知らない人同士が偶然出会ったり、すてきな風景を一緒に見たりすることができたら」という思いから命名した。

 店舗面積は2坪。店舗デザインは、木のコラージュアートなどを手掛ける土屋洋介さんが担当。それまで白い柱だったファサードの柱部には廃材を貼り付けたほか、外壁には多摩でもらってきたという木を、上部には緑のオーニングテントを配し木や山小屋をイメージした雰囲気に仕上げた。彫刻刀で細かく削ったエントランスの縁からは、かねての扉の色だった青色がのぞく。

 同店では現在、オープニング企画「T ART2012やっぱりTシャツが好き」が開催されている。27組のアーティストやクリエーターが制作したTシャツを展示・販売。参加するのは、クリエーティブユニットheso(うどんTシャツ7,000円)、イラストレーターMurgraph(下平晃道)さん(キッズTシャツ2,100円)、写真家・一之瀬ちひろさん(刺しゅうを施したTシャツと写真、1万6,800円)、ファッションブランド「YEAH RIGHT!!」(リメークTシャツ、2万6,000円)、手芸集団「押忍!手芸部」(背番号入りTシャツ、1万6,000円)など。

 「日々暮らしていて心にグッとくる作品、出合って心が動いたものをジャンル問わず発信していきたい」と比佐さん。「『峠の茶屋』のような、ほっとしていただける居心地のいい空間にしていきたい。恵比寿に来たら気軽に立ち寄っていただければ」と話す。

 8月には器の展覧会を開くほか、音楽会などのイベントも予定する。「T ART2012 やっぱりTシャツが好き」の開催時間は13時~19時。月曜・日曜定休。7月14日まで。イベント開催時以外は営業していない。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース