「セカイカメラ」などを手掛ける「頓智ドット」(渋谷区渋谷1)は6月27日、新サービス「tab(タブ)」の提供を始めた。
アイテム画面(iPad版)から「tab=お気に入り」に入れることなどができる
「Interest to Action=インタレスト(興味・関心)をアクション(行動)に結びつける」をテーマに、「更新され続ける無限の雑誌のようなサービス」と位置付ける同サービス。
ユーザーは街中などで見た・体感したモノ・コトなどの情報(アイテム)を写真やコメントとともに投稿できる(ウェブ版からのみ)。トップ画面では、投稿されたアイテムを新着・人気・エリア別(サービス開始時は渋谷・銀座・六本木)などレーン別に表示する。
アイテムのページから「tab=お気に入り」に入れることができ、街中では「お気に入り」に入れたアイテムの中から、その時にいるエリア近くのアイテムのみを表示することで、実際の行動に移る確率を高めるという。アイテムには位置情報が付いているため、マップなどでその場所を確認することができる。
コンテンツはユーザーが掲載するほか、同社の編集部、ベイクルーズグループやビームス、ウィゴー、スパイラル、トーキョーワンダーサイト、東急ハンズなどのブランド・ショップ、オールアバウト、オズモール、シブヤ経済新聞、銀座経済新聞、ぐるなび、ホットペッパーグルメなどのメディアがパートナーとして配信している。コンテンツはフォローすることもでき、フォローしたコンテンツの新着アイテムが随時表示されるようになる。
利用にはフェイスブックアカウントが必要。現在はウェブ版とiPad版(第3世代)のみで、7月にはiPhone版をリリース予定。時期は未定だがアンドロイドアプリも公開予定。対応言語は日本語のみだが、北米やヨーロッパなどを中心に海外での配信も進めていく。利用無料。1年で国内最低300万ダウンロードを目指す。