これまで六本木をメーン会場としてきた「メルセデス ベンツ・ファッション・ウィーク東京(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO)」が今年10月から、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)に拠点を移す。
2005年、日本のファッション・ビジネスの国際競争力強化を図る目的で始まったファッションイベント「東京発 日本ファッション・ウィーク」が前身。昨年秋から冠スポンサーにメルセデス・ベンツを迎えている。
これまで、東京ミッドタウンを中心に六本木をメーン会場としてきたが、「常に変化と話題性などを重視」することから、ファッションの街として、渋谷・原宿・青山といったエリアにあり、「ファッションショー会場として最適な設備・施設を備えている」などの理由から、2013年春夏シーズンから同施設に拠点を移すことを決めた。
会場は、9階「ヒカリエホール」と8階クリエーティブスペース「8/(はち)」の一部を予定。メルセデス・ベンツのブランド発信基地「メルセデス・ベンツ・コネクション」(港区)とも連携していく。
日本ファッション・ウィーク推進機構山崎賢二事務局長は、場の話題性と合わせたイベントの盛り上がりの相乗効果をはじめ、イベントを通して「ファッションや文化の街として街全体が盛り上がり、イベント自体が活性化すれば」と期待を寄せる。