渋谷駅東口に開業した高層複合施設「渋谷ヒカリエ」オフィスフロアに5月7日、ほけんの窓口グループが本社機能を移転する。
2009年から神宮前に本社を構えていた同社は、さらなる業務拡大を目指し移転を決意。同社は毎月約100人の入社、年間で1,200人の雇用を予定していることもあり、現在のオフィスでは手狭になったことも一因となった。
同社が使うのは18階と30階の2フロア。18階のフロア面積は約360坪。コーポレートカラーである赤を基調にしたデザインに仕上げる総合受付のほか、約100人分の業務スペース、来客スペース、最大200人ほどを収容できる大型セミナールーム、専属スタッフを配備する社員専用のマッサージルームを配備する。
フロア面積約690坪の30階中央には社長室を配置し、その前面には自然素材を用いたミーティングスペースを設ける。約200人の業務スペースやスタンディングタイプのミーティングスペース、約100人が収容可能なリフレッシュエリアを用意する。約3000万円の総工費をかけたリフレッシュエリアは、持参した弁当などを食べたり、ミーティングなどに使ったりするほか、夜間(17時30分~21時)は社員専用のバーとして、ドリンクや軽食の提供を予定する。
移転当初は150人ほどが通勤する予定。神宮前の現在のオフィスは今後、グループ会社のライフプラザパートナーズ(外商部門)が利用する。