「東急プラザ 表参道原宿」（渋谷区神宮前4）1階表参道沿いに4月18日、米ライフスタイルブランド「TOMMY HILFIGER（トミー ヒルフィガー）」のグローバル旗艦店「トミー ヒルフィガー 表参道店」（TEL 03-6365-1985）がオープンする。経営はトミー ヒルフィガー ジャパン（代官山町）。

同店では世界で初めてメンズテーラードのセミオーダーを開始する

　アジア初で最大規模の旗艦店となる同店。店舗面積は地下1階～2階の3フロア合わせて1015平方メートル。ファサードや正面エントランスの真ちゅう製のステップは建築家フランク・ロイド・ライトの作品からインスピレーションを受けているという。1階の床はオーク材を使ったヘリンボーン柄のデザインをあしらうほか、随所に巨大な鍵や錠前、万年筆、西洋カミソリなどビンテージのメタル小物を配している。階段近くの壁面には、1960年代の紺色のキャデラックのテールフィン、白いフェンダーアンプ、ビンテージテレビなどのアイテムでかたどった同ブランドの旗の彫刻を配置。

　2階には白いオーク材の家具を置くほか、子ども服のエリアには「巨大」なアイスクリームのコーンなどのビンテージのストア看板をディスプレー。地下1階はバスケットボールコートのフロアリングで作ったテーブル、ビンテージの木製オフィスチェア、ビクトリア時代のガス灯など「シンプルさとミッドセンチュリーの要素」をミックスしたデザンに仕上げた。

　取扱アイテムは、メンズ・ウィメンズ共にランウエーコレクション、ゴルフ（スポーツウエア）、デニムライン「ヒルフィガー デニム」、子ども服、フットウエア、アクセサリーのフルラインを取りそろえる。フロア構成は、地下1階＝「ヒルフィガーデニム」、1階＝メンズ、2階＝ウィメンズ、子ども服、アクセサリー。

　国内初展開となるランウエーコレクションのアイテムは、メンズジャケット＝15万2,250円、シルクのワンピース＝12万円～13万円台、レザーのライダースジャケット＝16万8,000円など。同店ではほかにも、メンズテーラードのセミオーダーを世界で初めて開始。ヨーロッパの「高級」生地を使うほか、ステッチの色や手製ボタン、裏地などをセレクトすることができる。価格は、スーツ＝10万円～、シャツ＝2万円前後。採寸から約2～3週間後に手元に届くという。

　子ども服は、短パン＝6,825円、ポロシャツ＝6,300円、カットソー素材のワンピース＝6,825円、ディズニーとコラボしたTシャツ＝5,250円ほか。「ヒルフィガー デニム」はデニム＝1万円～2万円前後、シャツ＝1万円前後、ディズニーとコラボしたTシャツ＝6,300円ほか。オープン記念として、同店のクレスト（紋章）をあしらったトートバッグ（1万1,550円）を販売。購入者のイニシャルを刺しゅうすることもできる。

　デザイナーのトミー・ヒルフィガーさんは「日本の消費者と海外からの観光客の双方が訪れる場所であり、当ブランドが表現するクラシック・アメリカン・クールなライフスタイルやプレッピースタイルを取り入れる人々が集まる場所」であることから、「表参道はわれわれにとって最良の場所だと考えている」とコメントする。「1985年に立ち上げて以来、日本は私のお気に入りの旅行先であり、インスピレーションの源でもある」とも。

　営業時間は11時～21時。