渋谷駅東口に4月26日に開業する商業施設「ShinQs(シンクス)」(渋谷区渋谷2)に同日、京都の老舗化粧品雑貨「よーじや」の東京初のフラグシップストア「よーじや 渋谷ヒカリエ ShinQs店」がオープンする。経営はよーじやグループ(京都市中京区)。
京都市内3店舗と羽田空港内店舗に次ぎカフェを併設する同店。出店するのは地下1階「ShinQs Beauty」内、日本発の商品を展開する「NIPPONビューティ」ゾーン。店舗面積は、化粧品・雑貨販売=約33平方メートル、カフェ=(キッチン含め)約66平方メートル。席数は24席。
同店では、代表商品の一つ「あぶらとり紙」(1冊20枚入り、340円)や口紅(全10色、各1,890円)、化粧筆「黒檀」(1,470円~8,820円)、パウダーファンデーション(全5色、各3,500円)、リップクリーム「ゆず艶や」(900円)など、化粧品を中心とした約200アイテム(色違い含め)を展開。パウダーコーナー2台を用意するほか、初となるエステキャビン(1室)を併設し、フェイシャル・デコルテを中心に、ヘッド・フットなどのトリートメントメニューを提供する。オープン記念としてアイカラーパレット(4,980円)、限定セット(4,830円)も販売予定。
カフェでは、同社のロゴをデザインした「よーじや特製カプチーノ」「よーじや抹茶カプチーノ」(以上650円)、宇治の抹茶にもなかを添えた「もなかセット」(800円)などのほか、ランチメニューもそろえる。同店限定メニューとして、「季節のハーブティー」(550円)、ヒアルロン酸入り「季節のうるおいデザート」(550円)など、コスメフロアのカフェならではのメニューも扱うという。併せて、「よーじやサブレ」(10枚入り、1,050円)、マグカップ(2種、各950円)、Tシャツ(4色、各2,520円)、クリアファイル(3種、各180円)などの土産向けアイテム、カフェグッズも販売する。
同社マーケティング事業部マネジャー入江裕司さんは「(京都の店に)全国からお客さまがお越しいただくようになり、おもてなしの場として2003年に初めてカフェをオープンした」と話す。「その後、カフェの方向性も明確になり、東京から発信・展開し育てていきたいという思い」から今回の出店を決めたという。
「ヒカリエ、シンクスがターゲットとする女性と、よーじやのお客さまは共通点が多い。コスメフロアにあることで、化粧品フロアのためのカフェになりたい。京都のよーじやに来ることができない方にもご利用いただければ」とも。
営業時間は10時~21時。