東急電鉄は4月7日から、新玉川線開通35周年を記念したイベントを開催する。
渋谷駅~二子玉川園駅(現在の二子玉川駅)の約9.4キロを結ぶ鉄道路線として1907(明治40)年に開通した「玉川線」(1969年廃止)が前身。1977(昭和52)年4月7日に同区間で開業したのが新玉川線。同年11月、田園都市線(二子多摩川園駅~中央林間駅間)との直通快速列車を運転開始。1978(昭和53)年には、営団(現在の東京メトロ)半蔵門線との直通運転が始まり、3路線が一つにつながった。2000年8月、田園都市線と新玉川線の路線名を「田園都市線」に統一し、新玉川線の路線名は廃止となった。
田園都市線渋谷駅~二子玉川駅間の7駅では「新玉川線35周年記念入場券」を販売。池尻大橋駅~用賀駅間の5駅の入場券各1枚と、渋谷駅と二子玉川園駅のレプリカ券各1枚を記念台紙にセットしたもので、各入場券には35周年を迎えた日付「24.4.7」を刻印する。価格は1部600円。販売部数は3000部(1人10部まで)。販売期間は7日8時30分~6月30日(売切れ次第終了)。
同日から、オリジナルヘッドマークを付けた8500系車両(1編成)を田園都市線で運行する(6月30日まで)ほか、池尻大橋駅、三軒茶屋駅、駒澤大学駅、桜新町駅、用賀駅の5駅のコンコース壁面で、それぞれの駅と地域の過去・現在の写真パネルを展示する(5月31日まで)。