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千駄ヶ谷にスタートアップシェアオフィス「1000bit Valley」

フリーアドレス制で正会員用に20席、トライアル会員用のフリー席8席を用意する

フリーアドレス制で正会員用に20席、トライアル会員用のフリー席8席を用意する

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 千駄ヶ谷に3月19日、スタートアップオフイス「1000bit Valley(センビットバレー)」(渋谷区千駄ヶ谷1)がオープンする。運営はシェアオフィスやシェアハウスなどの開発事業を手掛けるArtisans CE(新宿区)。

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 2009年、企業の女子寮だったビルをリノベーションした「CHARI千駄ヶ谷」の5階に位置する同スペース。ビル全体の管理・マネジメントを手掛ける同社は、同ビル内にシェアSOHO「CHARIresi」も展開している。ビル内にはほかにも、シェアオフィス「co-lab」やスタートアップ企業などが入居している背景もあり、「ビルの活性化につながるのでは」と企業家向けのシェアオフィスを開く。

 スペース名は、「未来やグローバルを感じさせる」イメージや地名の「千駄ヶ谷」から命名。フロア面積は約82平方メートル。フロア内には正会員席20席(フリーアドレス制)、トライアル会員用のフリー席8席を用意。Wi-Fi、電源、ウオーターサーバー、鍵付きレンタルロッカー(1,000円~1,500円)、複合機(従量課金)を完備。共有スペースとしてミーティングルーム1部屋(定員10人)、ワークスペース(大型スクリーンやプロジェクター、音響設備完備、いずれも予約制)を用意する。

 ワークスペースでは木曜18時~23時、土曜9時~23時に、メンターや投資家を招いたイベントを企画しているほか、入居者自身がイベントなどを開くこともできる。イベント開催時以外は24時間利用可能。

 同社「1000bit Valley」担当の石原佳奈さんは「ベンチャーキャピタルから投資を受けて、インキュベーションオフィスに入る前の、まさにスタートアップするための起業準備~企業の段階のシェアオフィスになれれば。当社はインキュベーターではないので投資は行わないが、企業のサポートをできるような環境作りをしていき、入居から1年以内には羽ばたいていってほしい」と話す。「人がどんどん循環するような良いサイクルのシェアオフィスにしたい」とも。

 使用料は、正会員=1契約月額3万円、共益費は同5,000円、入会金は3万円。登記可。トライアル会員=1日1,000円。利用時間は平日のみ10時~18時。登記不可。要事前予約(当日可)。

 現在入居者を募集しているほか、1日無料で利用できる内覧会(今月19日・28日、4月11日・18日・25日の10時~20時)を実施。4月30日までの正社員契約者は入会金無料、使用料・共益費が月額2万円になるキャンペーンも行っている。

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