渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町、TEL 03-3464-5111)のギャラリー「パルコファクトリー」で3月16日から、「ガンプラボックスアート展」が開催される。
バンダイ(台東区)が1980(昭和55)年から発売している「ガンプラ」。1980年代前半の「第1次ガンプラブーム」のころの箱絵(ボックスアート)の原画は手描きで描かれていたという。同展は、その複製原画を「ガンプラボックスアートコレクション」として発売することを記念して開催するもの。
会場では、イラストレーター長谷川政幸さん、故・石橋謙一さんによる「機動戦士ガンダム」シリーズ(144分の1、1980年~1981年)、「MSV(モビルスーツバリエーション)シリーズ」(1983年~1984年)をはじめとしたボックスアートの原画を展示する。作品は、長谷川さん=「1/144ガンダム」「1/144シャア専用ザク」「1/144アッガイ」「1/144量産型ズゴック」「1/144ギャン」など22点、石橋さん=「1/144 FA-78-1ガンダムブルーアーマータイプ」「YMS-09局地戦闘型ドム」「1/144 MS-06R-2 ザクIIジョニー・ライデン少佐機」「PF-78-1パーフェクトガンダム」など19点。
会場では、ジークレー(デジタル・リトグラフ)複製画を先行販売。長谷川さん=「1/144ガンダム」「1/144ザクII」「1/144シャア専用ズゴック」など、石橋さん=「1/144 RGC-80ジムキャノン」「1/144 RX-78-1プロトタイプガンダム」「1/144 MS-06R-2ザクIIジョニー・ライデン少佐機」など、それぞれ6種。
イベント会場限定商品として、長谷川さんが手掛けた「1/72ガンダム(メカニックモデル)」「1/72シャア専用ザク(メカニックモデル)」も販売。エディションナンバー・解説カード入り、アルミ黒フレーム額装。価格は各3万1,500円。各100枚限定。HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)シリーズやRG(リアルグレード)シリーズを中心としたガンプラも販売する。
エントランスには12分の1スケールのガンダムとザクのオブジェを置くほか、場内では4月にお台場に開業するガンダムシリーズのエンターテインメント・スペース「ガンダムフロント東京」(江東区)に設置される1/1ガンダム立像の設計図の一部も展示。同スペースに関するパネル展示や映像上映も行う。
開催時間は10時~21時。入場無料。今月26日まで。ガンプラボックスアートコレクションは同社公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」内で受け付けを開始する(長谷川さん=今月28日~、石橋さん=今夏予定)。