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「3.11以後、建築家らは世界をどう見るか」-表参道で展覧会

段ボールと段ボールを組み合わせて作る「inclusive architecture」©dot architects+水野大二郎

段ボールと段ボールを組み合わせて作る「inclusive architecture」©dot architects+水野大二郎

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 表参道「GYRE(ジャイル)」(渋谷区神宮前5)3階のギャラリー「EYE OF GYRE」(TEL 03-3498-6990)で3月11日から、建築展「『超群島 Hyperarchipelago』展-3.11以後、アーキテクト/アーティストたちは世界をどう見るか?」が開催される。

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 東日本大震災から1年を迎えるのを機に、今後日本が「目指すべき道筋に必要なグランドデザイン」や「意思決定のイメージ」を提示しようとするアーキテクト・アーティストたちに問いかける同展。「日本という国の存在をメタレベルで捉え、新たなインフラのネットワークから立ち上がる『超群島 Hyperarchipelago』ともいうべき構造を浮かび上がらせることを試みる」という。

 参加するのは、建築家・磯崎新さん、テクノロジーやフェミニズム、ポップカルチャーをテーマに映像・デイバス・音楽作品を制作するアーティスト・スプツニ子!さん、チームラボ(文京区)、多摩美術大学美術学部絵画学科油絵画専攻在学中の2人によるアートユニットSAM、アーティスト大庭大介さん、dot architects(建築ユニット)+水野大二郎さん(芸術博士)、建築家・東洋大学理工学部建築学科専任講師の藤村龍至さんなど10人組。

 作品は、グーグルの画像検索の結果をキャンバスにして一枚の絵を描くことを試みた「グラフィティ@グーグル」から「東京群鴉図<Horizontal>」(チームラボ)、段ボールを組み合わせて作る「inclusive architecture」(dot architects+水野さん)、偏光パールで描く「FOREST」シリーズのペインティング(大庭さん)、「菜の花ヒール-Work in Progress」(仮題)製作プロセスの写真、スケッチやプロトタイプ(スプニツ子!さん)など。

 開催時間は11時~20時。入場無料。4月16日までを予定。

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