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代々木公園で「にっぽんの食 ふるさとの食」フェス-復興支援ゾーンも

各地の食を紹介するほか東日本大震災復興支援企画も展開する。写真は前回催時の様子

各地の食を紹介するほか東日本大震災復興支援企画も展開する。写真は前回催時の様子

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 NHK放送センターや代々木公園イベント広場などで3月10日・11日、「『にっぽんの食 ふるさとの食』全国フェスティバル」が開催される。

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 「NHK食料プロジェクト」の一環として展開する「ふるさとの食 にっぽんの食」は、「日本の食文化の伝承」「地産地消」「食育」をテーマに、各地のJA(農協)、JF(漁連)などの生産者団体とNHK地域放送局が協力して展開する事業。当日はACTION for NIPPON、渋谷公園通り商店街による復興支援イベントも併催。場内では募金活動も行う。

 NHK放送センター前では、直径2メートルの大鍋で東北の食材を使って作る芋煮鍋(チャリティー協力金200円)、東北各地の食材を使った「東北元気弁当」(同500円)を数量限定で提供。秋田県湯沢市のわらで作った高さ約4メートルの「鹿島様」を展示するほか、わらを使った工作体験などを展開する「JA全中ブース」、JF全魚連による三陸漁業の復興の様子のパネル展示、花壇に鉢植えを並べメッセージを作る「被災地へ届けよう!お花でメッセージ」(同100円、1鉢持ち帰り可能)なども実施する。

 「もてなしゾーン」では、「江刺牛あんかけ丼と米粉せんべい汁」(岩手)、「児島たこしお焼そば」(岡山)、「しらすどんぶり」(愛媛)、「博多なす豚丼」(福岡)、さぬきうどん(香川)、「くじらカレー」(山口)、「葉山牛の焼肉」(神奈川)、「尾道ラーメン」(広島)など各地の料理を提供(各料理は50~250食ほど、チャリティー協力金1食200円)。NHKホール横「ふるさと体験ひろば」では、里芋を掘り出荷までの選別作業の体験や投網・一本釣りの疑似体験、子牛のほ乳体験なども。

 ケヤキ並木通りでは各地の食材・特産品・加工食品の即売「どーもくん市場」などを、代々木公園イベント広場ではBSイメージキャラクター「ななみちゃん」の遊具、アヒルやウサギなどの動物と触れ合える「ミニ動物園」、風船で野菜や果物作りを行うワークショップ、食育クイズなどを展開する「こどもひろば」を、それぞれ設ける。

 野外ステージでは、茨城を中心に活動するバンド「Mary days story」やシンガー・ソングライター中西圭三さんなどのライブ、秋田県湯沢市指定無形文化財である伝統芸「関口作佐楽舞(ささらまい)」の披露、子どもたちが東日本大震災被災地にメッセージを送る「渋谷から被災地へ元気を!キッズステージ」などを行う。各企画の定員や実施時間などはホームページで確認できる。

 開催時間は10時~16時。入場無料。チャリティー協力金は中央共同募金会を通じて全額被災地に寄付する。

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