神宮前に2月4日、パリのシューズ・バッグブランド「mellow yellow paris（メローイエローパリ）の旗艦店「メローイエローパリ原宿本店」（渋谷区神宮前6、TEL 03-6419-7160）がオープンした。経営はメローイエロージャパン（同）。

国内初展開のキッズライン「ミニマイメローイエロー」

　メローイエローパリは2003年にフランス貴族出身のブルーノ・ヴァン・ガヴェールさんが立ち上げたブランドで、テーマは「パリジェンヌが旅する気分で楽しむ毎日」。パリの石畳も「楽に歩けるように」と、「安定感」のあるヒールや「履き心地にこだわった」デザインの商品を展開している。

　フランス国内や中国などに直営店を展開しているほか、日本でも一部セレクトショップなどでも取り扱っている。原宿本店は世界24店舗目、国内初の直営店で旗艦店となる。「フランスでも有名な場所」というガヴェールさんの思いから、渋谷や原宿エリアで出店先を探したという。

　店舗面積は約50平方メートル。本国のデザイナーが手掛けた店舗デザインは、白を基調にアクセントでビビットカラー（原宿本店はオレンジ）を取り入れるという、各国の店舗と同じコンセプトで仕上げた。

　商品は、現在入荷待ちパンチングレザーのフラットシューズ（1万1,500円、4月中旬～末ごろ入荷予定）や甲回りにレザーを使ったウエッジソール（2万4,150円）ほか。同店では、国内初展開となるキッズライン「minimy mellow yellow（ミニマイメローイエロー）」も取り扱う。商品は、スピンドルデザインのサンダル（1万290円）や甲の部分にチョウのデザインをあしらったサンダル（9,345円）など。価格帯は8,900円～2万円台で、ミニマイメローイエロー（春夏）は8,900円～1万3,000円。

　日本限定商品として、ラフィアとエナメル素材のバレエシューズ（1万290円）やハイヒール（1万6,800円）、ショルダー・クラッチの2wayバッグ（1万4,700円）やキャンバス地のバッグ（5,040円）などもそろえる。

　オープン後は20代後半～30代の来店が中心。ブログや雑誌などを見て来店する新規客がほとんどで、目的客が多いため購買率は80％ほどに上るという。PR担当の花園真理子さんは「歩きやすくかわいいデザインで、いろんなシーンに合った商品なので、年齢を問わずご来店いただきたい」と話す。今後、セレクトショップや百貨店など、国内での販売を拡大していく予定。

　営業時間は12時～20時。