東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線渋谷駅に直結するビルの地下1階に設置されている「バナナ自動販売機」で2月8日、東京マラソン2012公認「幸運バナナ」の限定販売が始まった。
2008年より東京マラソンに協賛し、走行コースに給食ポイントを設けバナナを配布しているドール(千代田区)が企画。同大会で配布するバナナは、同社が開発した100種類以上の中から選んだ「極撰(ごくせん)」。9.6倍の競争率をくぐり抜けて選ばれたランナーにふさわしい「幸運バナナ」として提供する。
大会に先駆け、同自販機でも販売を開始。期間中、5段あるうちの4段分を占める1本売りバナナ80本を「幸運バナナ」に変更する。価格は1本180円。バナナは毎週月曜・水曜・金曜に入れ替える。
同社マーケティング部の大滝尋美さんは「東京マラソンはランナーにとって憧れの大会で、今年抽選に漏れた方の中には来年もエントリーする方も多いと思う。この『幸運バナナ』を食べて、運をつかんで来年は走っていただきたい」と話す。
販売は今月27日まで。「バナナ自販機」は現在、同所のほか「東急ハンズ渋谷店」など計5カ所に設置しており、昨年12月末までに累計3万7000本を売り上げている。