渋谷駅東口に開業する商業施設「ShinQs(シンクス)」(渋谷区渋谷2)に4月26日、米シューズブランド「VINCE CAMUTO(ヴィンス・カムート)」日本1号店がオープンする。経営はアパレル大手のルック(目黒区)。
同ブランドは2005年に創立し、2009年から全米でのマーケティングや広告、ECの拡大を図った本格的なビジネス展開を開始。レディスシューズからスタートし、昨年からはアパレル、バッグやジュエリーなどのアクセサリー、香水などライフスタイルに関連した商品カテゴリーの拡充を行っている。米国内での同ブランド取扱店舗は4300店以上に上る。
国内1号店となる同店は3階「キャリアファッション」フロアに出店。店舗面積は約17坪。白を基調に、「有機的な曲線とシャープなラインをミックスさせたスタイリッシュでインパクトのある空間」を演出。同ブランドNYグランドセントラル直営店を「再現」し、「デザイン性の高いブランドの世界観」を表現するという。
同店ではシューズとバッグを扱う予定。商品は、ウエッジソールと発色のいいパテントレザーで仕上げた「HATTIE」(1万7,000円)や、甲の部分にビジューをあしらったウエッジソールの「ZEN」(1万8,000円)ほか。中心価格帯は、シューズ(春夏)=1万5,000円~1万8,000円、バッグ=2万5,000円~3万3,000円。
オープン記念のノベルティーとして、ロゴ入りTシャツ・ビーチタオルを用意している。2014年には15店舗まで出店を進め、卸を含め15億円の売り上げを目指す。